遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

#テレビ、ドラマ、アニメ

【ドッキリ告知動画】 金田哲君、「光る君へ」に出演が決まったよ!

NHKの大河ドラマ「光る君へ」。家族が録画して見ているのをその横でながら視聴しています。ご存知、紫式部が主人公の2024年大河ドラマですが、大河史上最も古い時代を扱ったものと思っていたら、もっと古いものがあったようでした。 〈48年前の1976(昭和51…

祝 宮崎駿「君たちはどう生きるか」米ゴールデングローブ賞のアニメ賞に輝く

2024年は年頭から、大変な自然災害や航空機事故、政治家の逮捕や大物芸人の失墜などが続きましたが、海の向こうからうれしいニュースも飛び込んできました。 今回で81回目となるゴールデングローブ賞で宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が日本初のアニメ…

朝ドラ「ちむどんどん」のありえない耐えられない?問題

NHKの朝ドラ、かつては1年を通して放送されていましたが、今にして思えばずいぶん気の長い話だったのでしょうね。全国津々浦々共通の、昭和のエンタメだったわけですが、当時は録画して観ていたわけでもないでしょうから、一話くらい見逃してもどうってこと…

まさかNHKが ”ねつ造ドキュメンタリー番組” を作るなんてことないですよね!

NHK大阪放送局 また大阪の放送局から妖しい番組が放送されていたようです。 といっても、出どころは大阪維新と一心同体の民放各社ではなくて、NHK大阪放送局(BK)からなのです。 東京五輪の記録映画(22年6月公開予定)の河瀨直美監督のクルーを密着取材した…

私を育ててくれた60年代のアメリカ製アニメーション

アニメ「ヒカルの碁」全75話、すべて見終わりました。囲碁は打ちませんし、ルールも将棋ほど詳しくありませんが、井山裕太の囲碁を解説付きで見る機会は多いので、「ヒカルの碁」、長かったですが、退屈することもなくとても楽しめました。 ちょうど20年前に…

井山裕太四冠とアニメ「ヒカルの碁」

久しぶりに囲碁の井山裕太(32)の記事を書きます。 先日、第46期囲碁名人戦の7番勝負の第7局が終わって井山名人がタイトルを防衛しました。井山は2勝3敗から2連勝してタイトルを防衛しましたが、一力遼(24)はあと一歩で井山の壁を越えることはできません…

アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」からの手紙

京都アニメーションが制作した「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(テレビ版、全13話)をNETFLIXで見ました。 芸人かまいたちの山内が絶対おすすめしたいアニメにこの作品名を挙げていて、ハライチの岩井にすすめられたのだそうです。ほかに、千鳥のノブ…

韓流ドラマ「ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です」を見ました!

知人に教えてもらったNetflixの韓流ドラマ「ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です」を見ました。 副題の「私は遺品整理士です」を知らずに、どんなんかな?と予告編の動画をチラッと見て「まあ好きな感じ」と思い見始めました。 遺品整理、つまり事故や…

「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ」時透無一郎

12月4日の朝刊各紙は、「鬼滅の刃」の全面広告がそれぞれ4ページ掲載されていましたね。単行本の最後となる23巻目の発売日に合わせた広告だったようです。 うちは、今NETFLIXで「鬼滅の刃」のテレビアニメ版(全26エピソード)を見ている途中です。ですから…

いつまでも政権御用放送局ならNHKはもう要らない

少し前の小田嶋隆のツイートにこんなのがあった。 ◆小田嶋隆 @tako_ashiamazonプライムの会員料金(月額500円)ならびにNetflixの月額料金(880円~1980円)を基準に試算すると、NHKの放送受信料の適正価格は、150円程度だと思う。じっさいそのレベルのコン…

ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」(NETFLIX)が素晴らしい!

SNSで「クイーンズ・ギャンビット」というドラマの評判に接して、さっそく全7話を3日ほどで鑑賞。 チェスの天才的な才能に恵まれた少女の半世紀を綴った物語がドラマ「クイーンズ・ギャンビット」。 クイーンズ・ギャンビットとは、チェスの序盤の作戦の形式…

「鬼滅の刃」(テレビアニメ版)をNETFLIXで見始めました

朝起きて、布団の中でしばらくipadで新聞を読んだりツイッターを見たりして覚醒する。時には二度寝のために音楽を流したり小説の朗読を聴いたりしている。今朝は、↓のYouTubeのvideonewscomを見てしまった。 『鬼滅の刃』が突きつける人間の本来あるべき姿と…

テレビのリモコンは「ネットのボタン」がメインなのだ

#平井解説員に抗議し一週間フジテレビを見ない運動を実行します というハッシュタグをつけたツイートがタイムランに流れてきたが、私は長い間ほとんどフジテレビ(関西テレビ)は見ていない。 テレビを見ている頻度を言うとNHK総合とEテレは△、TBSは△、テレ…

「そんな奴おらんやろ」/ドラマ半沢直樹

ドラマ半沢直樹を見ていて「そんな奴おらんやろ」といつも思ってしまう。 「そんな奴」とは、もちろん半沢直樹だ。 現実に、あのようにお上に楯突いたり上司に土下座させたりするような人間はいない。 現実を生きている人間もそういう気持ちはあるが、守るべ…

「ブレイキング・バッド(Breaking Bad)」全62話を見終わりました!

「ブレイキング・バッド(Breaking Bad)」をネットフリックスでシーズン1~シーズン5(ファイナル)まで全62話を見終わりました。 ネットフリックスに加入したのが6月初めでしたので、1か月でミッション・コンプリートしました。 アメリカ本国での放送期間…

木村花さんへの許しがたい誹謗中傷と政権への正当な批判は別物です

男女が一緒に暮らしていたら、激怒してちゃぶ台ひっくり返すような出来事はよくあります。この男女というのは、我が家の場合夫婦なんですけど、お互い我慢していますが、我慢の限界を超えたら爆発します。しかし、時間の経過とともに何事もなかったように普…

作曲家古関裕而がモデルの朝ドラ「エール」が始まります

朝ドラ「スカーレット」は、どういうエンディングを迎えるのだろうかと妻と話していました。 なにしろ、主人公の息子武志の病気が発覚してからというもの、妻は毎回涙とともに見ている節がありましたもので。 私は、武志はそのままで物語はフェードアウトす…

悠木千帆・樹木希林

樹木希林さんとの出会いは、テレビドラマ「七人の孫」(1964年)で、彼女がまだ悠木千帆と名乗っていた頃だった。 ゴールデンタイムに放送された、東京の豊かな家族を舞台にした日本製のファミリードラマの先駆けとなるようなドラマであった。深刻なエピソー…

この世界の片隅に/片渕須直

この世界の片隅に 監督・脚本:片渕須直 原作:こうの史代 『この世界の片隅に』 出演者(声):のん 主題歌:コトリンゴ「みぎてのうた」 製作:2016年 1944年に広島から呉に嫁いだ主人公すずの半生を描いた、長編アニメーション「この世界の片隅に」のご紹…

M-1グランプリ2017決勝戦

M-1グランプリ最終決戦をしっかり鑑賞。よく笑ったので寿命が延びたはず。 金曜日にランチした友3人のうち、関西ネイティブの男がM-1は興味がないので見ないと言う。 関西ネイティブの私と、中部地方海のない県生まれで18歳から関西在住の男が、M-1だけは楽…

NHKドラマ「みをつくし料理帖」

まだ春先のこと、髙田郁(かおる)原作の「みをつくし料理帖」がNHKのドラマになると聞いていた。原作の大ファンだった私でも、それだけでは食指が動かないのだが、主人公の澪役を、大のお気に入り女優黒木華が演じると聞いて毎週予約録画をセットした。 黒…

すごいらしい「この世界の片隅に」

映画「この世界の片隅に」、観たい。何がすごいのだろう? 11月に60余りの小規模映画館で上映が始まった「この世界の片隅に」は、195館の上映に拡大されてきた。 監督は片渕須直(↓画像左)、原作がこうの史代(二人とも存じ上げない)。主演の声を務めるの…

永六輔さんありがとうございました

永六輔さんが亡くなった。 画像は、永六輔と黒柳徹子。この二人がテレビ黎明期の申し子であり、私が生まれて以来二人は常に同じポジションに居たことになる。 淀川長治が主宰していた「映画の友の会」という集まりがあった。定例で月1回くらいの開催だったの…

井山裕太の強さに迫る/プロフェッショナル仕事の流儀

毎週予約録画している番組のひとつに「プロフェッショナル 仕事の流儀」(【NHK総合】毎週月曜 後10:25)がある。 先週は、予約2か月待ちの焼き鳥屋の40代のオーナーシェフが主役だった。お客が一口食べるたびに感心したり、嬉しそうに笑ったりと、実にお…

BPOよ「なんでも鑑定団」を鑑定せよ

私は、毎週欠かさず「開運!なんでも鑑定団」を録画して楽しみに見ている、普通のおじさん。 去年の暮だったか、我が家で石坂浩二が「鑑定団」でまったくしゃべらないことを話題にしたことがある。 あまりにもうんちくを垂れるのでかん口令が出たとか、認知…

日曜朝の清々しい毒「時事放談」

日曜日の朝、TBSの名物番組と言えば「時事放談」。この番組は1957年から続いている討論番組であり、私の子どものころは小汀利得(おばまりとく)と細川隆元(りゅうげん)の固定出演で、2人が向かい合って世相を斬っていたものだ。小汀利得は、しゃべり方が…

肥後橋・大同生命・日本女子大・あさが来た

大阪駅から南に1キロほどのところに肥後橋がある。 かつて肥後熊本藩の蔵屋敷があり、その名残として肥後橋と命名されたという。今は橋の名として、オフィス街の「肥後橋エリア」としても有名である。かつての熊本藩の蔵屋敷に建つ蔵には、熊本からやってき…

マツコの知らない世界(テーマソング付き)

この番組面白い。「マツコの知らない世界」。 私も知らない世界が毎週とても面白い。9月から毎週録画を実施して見始めた。 興味津々の初めての世界の面白さが70%、その世界を紹介する専門家(あるいはオタク)への珍しさ5%、残りの25%がマツコの反応と乗…

火垂るの墓/映画感想文グランプリ

以下は、キネ旬の映画感想文コンクール2014のグランプリ作品です。 書いたのは、大分県豊後高田市立真玉小学校2年生の二宮君。 二宮君は、映画「火垂るの墓」の感想文を、長崎に原爆が落とされた8月9日に書いたようです(原文はほとんどひらがなです)。 黙…

4月から始まったテレビドラマ総括

私はテレビ・ドラマをほとんど見ない人種だったのだが、「家政婦のミタ(再放送)」や「半沢直樹」に刺激された脳が、また同じものを欲しがるようになったのだろうか、4月からは4本のドラマをずっと見続けている。 ドラマ1クールは3か月なので、この4本のド…