遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

鉄腕アトム/手塚治虫

白い巨塔大学病院から連絡があり、 来週2泊3日で検査入院。 自覚症状はないのだけれど、 職場の健診で3年連続異常データが出たので、 歳も歳だし心配になって、 昨年見送った検査を一念発起で受けることにした。 けっこう大変な検査のようで、 結果が気に…

ありがとうQちゃん

1998年のバンコク・アジア大会での 高橋尚子の走りを見て驚愕。 画像はその時の表彰台でのQちゃん。 30度を越す炎天下のもと、 途中まで世界最高タイムで疾走する高橋、 2位以下をぶっちぎった当時日本最高タイムの走りは、 いまだに忘れられない。 …

W./オリバー・ストーン

米国人のうち75%が、現在の合衆国の現状を「悪くなっている」と回答したことが、CNNとオピニオン・リサーチ社が21日に発表した世論調査結果で明らかになった。米国で起こっている状況に、同数の75%が「怒っている」という。 CNNの世論調査担当キーティング…

割の合わない職業/ゴルフキャディ

足を手術し目下リハビリ中のタイガー・ウッズ。 じっとしていられないのか、体力と勘を取り戻しているのか、 キャディとして9ホールをラウンドしたとか。 文句なしに、世界最強のキャディである!! このエンジ・シャツのおじさんは、世界一贅沢で幸せなゴ…

「環境危機時計」/旭硝子財団

調査期間は毎年4月から6月、 世界各国および日本の、政府・非政府組織職員や研究者等の、 環境問題に携わる有識者にアンケートを取り、 「環境危機時計」の針の位置を尋ねている。 1992年は7時49分だったのが、 1997年には9時4分と「すごく心…

袋小路の男/絲山秋子

袋小路の男 絲山秋子 講談社文庫 絲山秋子、日経新聞の夕刊のエッセイで、 その名を知る、毎週楽しみにしていた。 ちょうどそのころ、彼女は芥川賞作家になった。 「袋小路の男」は、そのころすでに川端康成文学賞を受賞していた。 表題作のほか、「小田切孝…

コムラサキ

実家の鉢植えになっていたものを庭に移植、 夏に開花し、この秋に初めて結実。 今日まで名も知らぬ花木だったが、 「ムラサキの実」で検索してその名を知る。 その名を「コムラサキ」という。 ムラサキシキブという原種と酷似しているが、 葉の形状、実のつ…

秋祭り、栗

実家の秋祭りに久々に神輿が出るとの、 もといた町の自治会長からの連絡。 父親も連れて見物に出かける。 私もお払いを受けて神輿を担げと、 氏子総代さんの涙の出るようなお声掛け。 そんな心の準備も体力の蓄えもない、 総代のありがたき言葉を固辞し、見…

無実/ジョン・グリシャム

無実 (上・下) ジョン・グリシャム (著) 白石朗(訳)(ゴマ文庫) 「無実」は、オクラホマ州のエイダという町で実際にあった冤罪事件の、ノンフィクションである。グリシャム、最初で最後のノンフィクション作品である。 やるせなくなるほど無能(×2)な警察…

絶滅危惧種

タスマニアンデビル アカアシドゥクモンキー ワタリアホウドリ 地球滅亡まで絶滅しなさそうなのは、 他の種には申し訳ないが人間かもしれない。 私たち人類はゴキブリと同等のタフさなのかもしれない。 国際自然保護連合(IUCN)は 世界の哺乳(ほにゅう…

王貞治

首相になったばかりの福岡選出の麻生太郎、68歳、 今夜、福岡のユニフォームを脱いだ王貞治、68歳。 奇しくも福岡に縁がある同年の男二人、 でも、生き幅がまったく違う。 現役時代には、辟易、うんざりするほど打ちまくられた。 もし巨人なんかに在籍せ…

シャッフル!日本建築

昨日の日経新聞土曜版の隅っこに見つけた、 「シャッフル!日本建築」。 宮沢洋の描くトランプである。 キング・クィーンン・ジャック・エースの絵札には、 日本人もしくは日本建築とかかわりの深い建築家の似顔絵が描かれている。 スペードには辰野金吾、 …

金融安定化法案否決/米国議会

自国民にとっても気を遣ってくれる、 と言おうか、選挙で少しでも有利にはたらくよう、 米国議会下院は、税金を金融機関につぎ込むことを一旦否決した。 「100年に一度の金融恐慌」とか、 「戦後最大の世界金融危機」と呼ばれる、 リーマン・ブラザーズ破…