遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年に読んだおすすめ本ベスト6

2018年から続けてきました、私の読んだ本の中からおすすめ本のご紹介。 例によって、読んだ冊数が少ないので、ノンフィクションとフィクションそれぞれ3冊の推薦です。ただし、今年は読んだフィクションがどれもよかったので4冊を挙げ、ノンフィクションを2…

今年亡くなられた著名人

今年亡くなられた著名人、ほぼ天寿を全うされておられて「大往生」であります。私よりずっと若い方もおられますが、太く短い人生だったとも言えましょう。謹んでご冥福をお祈りします。合掌 タニア=ロバーツ 65歳 半藤一利 90歳→保守本流のこの人が、晩年は…

寅・トラ(2022年の干支)のイラスト集

来年の干支の寅(トラ)のイラストをネットで集め出したのが2か月ほど前。 筆まめで年賀状の文面を作るためにイラストを集めるのですが、その文面が完成したのが今です。(宛先も印刷できました!) 集めたイラストをそのまま借用すればいいものを、そのイラ…

矢部太郎の「ぼくのお父さん」でデトックス

ぼくのお父さん 矢部太郎 (著) 新潮社 「大家さんと僕」「大家さんと僕 これから」に続く矢部太郎の「ぼくのお父さん」を読んだ。 芸人で漫画家の矢部太郎の父親は、絵本作家のやべみつのりだった。 太郎の家族は、両親と姉の4人家族。やさしくて少し変わり…

泉房穂明石市長は「日本標準」にしたい首長だ、アッパレ!

明石市の人丸前駅(山陽電鉄)のホームを通る日本標準時線(子午線) 「サンデーモーニング」の張本勲が降板するようで、昨日の放送が最後の出演だったようです。イチローに「ハリー、お疲れ様」とねぎらわれて、呼び捨てにしたとしてイチローに「喝!」を入…

今週 書評で取り上げられた本(12/20~12/26 週刊10誌&朝日新聞)全53冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/31…

明石市長→「国がなんぼのものなのよ。市民の暮らしが一番優先される!」

上の画像は、明石海峡大橋の上部からの絶景です。 NHKは、「10万円相当給付 明石市は実際に養育している親を確認し給付」という見出しでニュースを配信しました。 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20211221/2020016498.html《18歳以下への10万円相…

「湯シャン」でシンプルで清潔感のある快適な生活を⁉

ずいぶん昔の話ですが、どこかのふろ場で近視の知り合いがシャンプーとリンスを見分けるのに苦労していて、ボトルの胴やてっぺんにギザギザ刻みのある方がシャンプーだと教えてやって感謝されたことがありました。 風呂に入るときはメガネを外しますし、その…

私を育ててくれた60年代のアメリカ製アニメーション

アニメ「ヒカルの碁」全75話、すべて見終わりました。囲碁は打ちませんし、ルールも将棋ほど詳しくありませんが、井山裕太の囲碁を解説付きで見る機会は多いので、「ヒカルの碁」、長かったですが、退屈することもなくとても楽しめました。 ちょうど20年前に…

松田青子のエッセイ「自分で名付ける」を読みました◎

自分で名付ける 松田 青子 集英社 1年ほど前、2020年の「TIMESが選ぶ今年の必読書100冊」のなかに、日本の女性作家4人の作品が選ばれていて、その中のひとり松田青子(まつだ あおこ)という作家を初めて知る。 そして、先だっては「おばちゃんたちのいると…

このままでは大阪維新のせいで日本は沈んでいくことになりまっせ⁉

17日に起きた大阪のビル火災、きょう新たに1人が亡くなられ犠牲者は25人となった。 webサイト「リテラ」によると、この大惨事が起きたにもかかわらず、松井大阪市長は犠牲者に哀悼の言葉もなければ事故に触れることもなく、登庁すらしていないようなのだ。ま…

「M-1グランプリ」決勝戦、マイベスト5

維新の橋下徹と足立康史が何か揉めているらしい。漫才で言えば、どつき漫才コンビが「おまえのビンタ、マジで痛い」と本当のケンカに発展するようなどうでもいいような痴話げんか、なのか。橋下も足立も単なる芸人なのに、ほほえましくとも何ともないのは内…

今週 書評で取り上げられた本(12/13~12/19 週刊10誌&朝日新聞)全99冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/24…

大阪のビル火災、24人もの犠牲者に胸が痛む

大阪でビル火災があり、24人の方が亡くなられたという。 私は定年退職まで、毎日このビルが面した歩道を歩いて職場に行き来していた。 出火元は4階にある心療内科医院で、エレベーターで訪れた60前後の男が撒いた液体に暖房機の火が燃え移ったようで、放火に…

野党は「森友事件」「赤木ファイル」「Dappiへの金の流れ」について合同ヒヤリングを再開し証人喚問を要請すべし

「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の妻が国に損害賠償を求めた訴訟が終結したことを受け、妻雅子さん(50)は17日に「鈴木俊一財務相宛ての抗議文を財務省に提出する」と毎…

国交省の統計不正・道路陥没・盛り土問題などで野党は共同ヒヤリングを実施せよ

2019年に明らかになった厚生労働省の統計不正問題。「毎月勤労統計調査」の数値を改ざんしていたことにより当時大変な問題になりました。 この調査結果はGDP(国内総生産)の算出にも用いられるなど、政府における基幹統計の一つとして位置づけられていまし…

米国体操連盟の選手たちへの和解金1000億円!

米国の体操界で20年以上にわたって、女子選手に性的暴行を繰り返してきたラリー・ナサール医師。 私は「あるアスリートの告発」(2020年公開 / 全1話 / 全104分)というNetflixのドキュメンタリー映画でそのことを詳しく知りました。 映画では、暴行を受けた…

クーポン支給は現金一括給付に!/衆議院予算委員会と「日曜討論」

長らく止まっていた国会が先週ようやく開かれ、今日13日は久々の衆議院予算委員会でした。 立憲民主党が14時過ぎから質問に立つ頃に合わせて、スマホでYoutubeの予算委員会審議を聞きながら散歩をしました。 小川淳也と長妻昭が続けて質問することをあらかじ…

「岸惠子自伝  卵を割らなければ、オムレツは食べられない」を読みました

岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない 岸 惠子 (著) 岩波書店 1932年生まれの岸惠子は私の母世代に属するお人で、草笛光子が高校の同級生だったそうで、ハリウッドで言えばエリザベス・テイラーも同年生まれである。ちなみに、マリリン・モ…

今週 書評で取り上げられた本(12/6~12/12 週刊10誌&朝日新聞+α)全104冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/17…

囲碁の井山裕太が五冠に返り咲き、藤井聡太も五冠に輝くか

囲碁の井山裕太(32)四冠(名人・本因坊・棋聖・碁聖)が、芝野虎丸(22)王座に挑戦していた5番勝負を3勝2敗で勝利し、王座を奪取し五冠に返り咲きました。アッパレ! 井山は二度にわたる七冠を保持していた時から、一時は三冠にまでタイトルを落としてい…

健康診断で良い結果/アプリ「ヘルスケア」と毎日ウォーキングの効果!

1年に1回、無料で受けられる自治体の健康診断の結果が出ました。 私の気になる基準値を超えていた健診データは、ほぼすべて改善していて、ウォーキングを頑張った成果が出ました。 私の気になるデータは以下のとおり。中性脂肪 (150未満が標準・以下同様) …

ジョン・レノンの命日に彼のリードボーカルを聴く

1980年12月8日(日本時間12月9日)、ジョン・レノンは40年の短い生涯を終えました。 ということで 彼のリードボーカル曲のいくつかを聴くことにします 黙祷 Twist And Shout I Should Have Known Better Nowhere Man Don't Let Me Down A Day In The Life Co…

あの戦争の開戦から80年、日本は永遠に戦後であり続けることを願う

上の写真は毎日新聞の記事にあった、1941年12月8日パールハーバーで日本軍の奇襲攻撃により黒煙を上げるアメリカ戦艦ミズーリ号です。そして、1945年9月2日には、東京湾の戦艦ミズーリ号上で連合国に対する降伏文書の調印式が行われ太平洋戦争は終結しました…

石原伸晃がコロナ禍で収入の総額が減っていないにもかかわらず、助成金を受給していた

先の総選挙で、野党共闘候補である立憲民主党の吉田はるみに敗れた石原伸晃の凋落ぶりが痛々しい。 アエラによると、《石原伸晃元自民党幹事長がコロナ禍で収入の総額が減っていないにもかかわらず、雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金を受給していた》とい…

急な坂で元気をもらった昨夜の「ポリタスTV」「報道ヨミトキMONDAY」

昨日は、日中に散歩が出来なくて、19時からのYoutubeの津田大介のチャンネル「ポリタスTV」を聞きながら1時間余りウォーキングしました。 「ポリタスTV」の月曜日「報道ヨミトキMONDAY」は、青木理と富永京子(立命館大学産業社会学部准教授)が隔週で登場し…

詩織さん勝訴、維新の100万円、900億円のクーポン経費、改憲で朝ドラの悲劇

少し前になるが、伊藤詩織さんのことをネットでなじった漫画家はすみとしこに対する名誉棄損の判決で、詩織さん側が勝訴したという報道に溜飲が下がる思いをしました。件のはすみのTwitterをリツイートした2人(一般人)にも名誉棄損が認められました。 ◆渡…

今週 書評で取り上げられた本(11/29~12/5 週刊10誌&朝日新聞)全104冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/10…

「考えて、考えて、考える」藤井聡太と丹羽宇一郎の対談本を読みました

考えて、考えて、考える 藤井 聡太、丹羽 宇一郎 講談社 19歳の藤井聡太と82歳の丹羽宇一郎の対談が「考えて、考えて、考える」という本になった。 丹羽は、藤井と同じ愛知県出身で、伊藤忠の社長・会長を歴任し、民間から初めて中国大使になったお方。その…

「時代は変わる」ボブ・ディランからのプレゼント

ボブ・ディランは2016年にノーベル文学賞を受賞しました。 ミュージシャンとしては初の快挙となる受賞でしたが、60年代当時、米国の公民権運動やベトナム反戦運動を背景に「友よ、答えは風に吹かれている」と歌った「風に吹かれて」をはじめ、現代詩文脈の中…