遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

井山裕太の強さに迫る/プロフェッショナル仕事の流儀

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毎週予約録画している番組のひとつに「プロフェッショナル 仕事の流儀」(【NHK総合】毎週月曜 後10:25)がある。

先週は、予約2か月待ちの焼き鳥屋の40代のオーナーシェフが主役だった。お客が一口食べるたびに感心したり、嬉しそうに笑ったりと、実においしそうな焼き鳥のオンパレードで、どうすれば客に満足してもらえる焼き鳥が提供できるのかが、実によくわかった。偉そうなところがみじんもないオーナーはとても好感が持てた。これこそプロと思わせるお方であった。

さて本日の「プロフェッショナル」は、緊急アンコールとして「囲碁棋士井山裕太の強さに迫る」が放送される。

放送日
4月25日(月) [総合] 後10:25
出演者ほか
【出演】井山裕太,【語り】橋本さとし貫地谷しほり
内容
今月20日、歴史が変わった。囲碁棋士井山裕太が、前人未踏の7冠を制覇した。その井山を追った2年前の番組を緊急アンコール放送!自由奔放、独創的な碁で、若くして頂点を極めた天才は、どのようにして育ったのか?その勝負哲学とは?そして“内なる闘い”とは?当時6冠に返り咲いた名人戦7番勝負や、世界最強の中国棋士に挑んだしれつなトーナメント戦に密着。究極の頭脳戦の舞台裏を再び!

2年前の放送を見逃した私は、それでも何とかネットで1回見たことがあるのだが、それを再度見ることができる。今回は録画予約も完了していて、準備万端である。良い再放送だ。

NHKは、囲碁と将棋のタイトル戦中継を止めてしまった。籾井会長がNHKに来てから止めてしまったのは、偶然なのだろうか。
囲碁将棋好きな世の中のお父さんたちや、プロフェショナルを目指そうとしている幼い少年少女たちのために、囲碁と将棋のタイトル戦中継をぜひ復活してほしいと思うのである。相撲や高校野球ガーデニングや園芸や競馬や剣道の放送は縮小していないのにフェアじゃないのだ。囲碁と将棋も日本文化の最高峰だ、何とかしてほしい。