遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「ブレイキング・バッド(Breaking Bad)」全62話を見終わりました!

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ブレイキング・バッド(Breaking Bad)」をネットフリックスでシーズン1~シーズン5(ファイナル)まで全62話を見終わりました。

ネットフリックスに加入したのが6月初めでしたので、1か月でミッション・コンプリートしました。

アメリカ本国での放送期間は、2008年から 2013年まで。テレビドラマ史上最も面白いと言われるほど人気を博し、シリーズ後半ではテレビドラマ賞を総取りする勢いだったようです。

ブレイキング・バッド(Breaking Bad)」ってどういう意味だろうとググってみたら、「しきたり(慣習・慣例)に挑戦する」「権力に逆らう」「法の枠から外れる」「もともと法やモラルを守っていた人がライフスタイルをガラリと変えること」というようなことのようです。

主人公は高校の化学の先生で、第1話で肺がんの宣告をされます。脳性まひの高校生の息子がいて、妻は妊娠中でまもなく第二子が産まれようとしているところにがん宣告をされたのです。

高校教師での給料では、貯えは少なく住宅ローンの残高は10万ドルもあり、将来を悲観する主人公に神は降りて来ず悪魔が宿ることになります。

愛する家族が将来にわたって暮らしに困らない金を残してやるために、法やモラルを守ってまじめに生きてきた高校教師の主人公はまさに「ブレイキング・バッド」して、悪党に変身することを決めました。(ここまでで第1話)

主人公ウォルター・ホワイト(上記画像、右)と元教え子のジェシー・ピンクマン(同、左)の二人組が、62話全編で縦横無尽に痛快劇を見せてくれます。

コミカルなエピソードがあれば、しんみりとした哀愁も漂っていて、主人公の妻とその妹の家族の事情も中心的存在となります。

各エピソードはもちろん最後まで一気通貫で関連したドラマですが、監督やシナリオライターはいろんな人物が交代で関わっていたようです。

ネットフリックスによって、このドラマが全世界規模で楽しまれていることは容易に想像できます。

ということで、わが壮年夫婦(平均年齢63歳)でも、とても楽しめたドラマシリーズだったことをお知らせします。犯罪ドラマで血なまぐさいシーンが多くありますので、15歳以上限定でお願いしたいと思いますが、まあそこはエンターテイメントなフィクションですので広く楽しめることと存じます。

 

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