遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

本日午後、立憲・維新・国民党首が会談します...

15日の3党代表会談について話す安住幹事長

公明党自民党との連立を解消して、永田町は上や下へのお騒ぎになっていて私は国会ウォッチングを楽しんでいます。

それにしても、据え膳食わない玉木雄一郎の了見がみすぼらしいことこの上ない。立憲民主党との政策が云々、「国を守る根幹の政策である安全保障政策の一致は極めて重要だと考えています」と言っています。

立憲民主が、178万円の壁やガソリン税について国民民主に歩み寄ってでも連立政権を組もうと言っているのにもかかわらず、安全保障ガーと繰り返す玉木。いま、それを主張して困窮する国民のためになるのか?と誰もが思っているのではないでしょうか。

喫緊の課題でもないし、改憲による安全保障について政策が一致しないことでこの期に及んで何か支障があるのか?。「今、それは急がないやろ玉木さん」と誰しもが思っている空気が読めないアホなのか、それとも野党連立を組みたくないための逃げ口上なのか、どちらなんでしょうね(たぶん後者)。

立憲と維新と公明がもし連立を組めば、国民民主は連立政権からお払い箱になるのに、政権にイチャモン付けて身内でちやほやされてワイワイガヤガヤ楽しんでいる代表を続けたいんでしょう。こんな代表が率いる政党がなぜ国民に支持されているのか、これも不思議です。

自民党が崩壊しつつある今、国民民主が自民の補完勢力としての存在意義は、もはやないに等しいことがなぜわからないのか、ダサい代表です。

今日の午後、立憲民主、日本維新の会、国民民主は、臨時国会での首相指名選挙について会談するそうですが、一方で、自民党も国民民主の党首や維新の幹部と会い、首相指名選挙での協力を要請する見通しのようです。

立憲民主党が、野田代表の首班指名を棚上げしてでも連立を組もうとしている姿勢は、26年間も続いた連立を解消してでも自民党を見限った公明党の「身を切る」覚悟と似たところがあります。もし高市が首相になったとしても、今回の立憲民主と公明両党の矜持を覚えておくことにします。

今ここで野党がどういう動きをするのかを見届けることは、彼らが人民のことをどれだけ考えていることが分かる試金石になると思います。

いま、高市ごときに擦り寄っていったり、間接的に高市ごときをサポートするような動きが少しでもあれば、その党はいずれ多くの人民によって弾劾されることでしょう。

ということで、一部のネット民にもてはやされているだけのくせに、われわれ人民を馬鹿にしているとたちまち沈んでいくことになりますので、よろしく。