遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

#藤井聡太

藤井聡太に会いに、第37期竜王戦の大盤解説会に行きました。

11月15・16日は、竜王戦の第4局が大阪府茨木市で行われました。 私、藤井聡太のデビューからずっと追っかけをしていますが、いつも映像やライブで接しているだけで、実物とはまだ一度も会ったことがなかったのでした。 今般、茨木市の大きなホール(昨年完成…

第72期王座戦は藤井聡太が「逆転難解パズル」を仕掛けて防衛しました

王座戦第3局 対局中の永瀬挑戦者(左)と藤井王座 藤井聡太王座(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する 第72期王座戦五番勝負第3局が、昨日9月30日に京都市東山区の「ウェスティン都ホテル京都」にて行われ、藤井王座が156手で永瀬九段に勝ち、対戦成績を3勝0…

藤井聡太は王位戦を5連覇し「永世王位」になりました

藤井聡太王位(22)は28日第65期王位戦七番勝負の第5局に勝利し、対戦成績を4勝1敗とし、王位を防衛しました。 挑戦したのが渡辺明九段(40)でしたが、詰みがあったのに惜しい将棋を落とした対局もあり、とりわけ前半戦は渡辺が善戦したタイトル戦だったと…

今週の書評本 全44冊(2024/4/29~5/5 掲載分 週刊9誌&新聞3紙)

毎週日曜日は、この一週間(4/29~5/5)に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込…

地震にも負けない藤井聡太名人vs豊島将之九段の名人戦

昨夜、4月24日20時40分、茨城県北部を震源地とするマグニチュード5.0の地震が発生しました。 第82期将棋名人戦(第2局)が行われていた成田山新勝寺の中継カメラもしばらく揺れていて、どうなることかとライブ中継でハラハラしてしまいました。(後で調べた…

第82期名人戦第1局は、藤井名人の勝利確率12%からの大逆転勝利でした

第82期の将棋名人戦の第1局が、4月10日から11日にかけて行われ、藤井聡太名人(21)が辛くも勝利しました。 藤井名人に挑戦しているのがラスボス的存在の豊島将之九段(33)で、名人戦に相応しい両者の七番勝負になりました。 藤井聡太は、デビュー後29連勝…

藤井聡太は来なかったが「詰将棋選手権」は敗者のいない爽快なガチ勝負です

過去の詰将棋回答選手権 手前に斎藤慎太郎、奥に藤井聡太少年 昨日は、将棋界も2023年度末を迎え、公式行事ではありませんが「第21回詰将棋解答選手権」チャンピオン戦が開催されました。 2004年に始まった本大会は、コロナ禍の第17回から第20回までは開催が…

祝 藤井聡太王将のタイトル防衛とタイトル戦20連覇!

年頭から始まった将棋「第73期王将戦」のタイトルマッチ(7番勝負)は、藤井聡太(21)王将が挑戦者の菅井竜也(31)八段を4連勝で退け、3連覇を達成しました。 菅井竜也は、7人の実力者と総当たりの難関「王将挑戦者決定リーグ」戦を5勝1敗の最高成績で勝ち…

素晴らしき日曜日、藤井聡太と井山裕太は1日で2勝しました

昨日の日曜日、将棋の藤井聡太と囲碁の井山裕太は1日にそれぞれ2勝しました。 まずは将棋の話題から。 昨日はNHK杯戦の放送(録画放送)があり、藤井聡太(21)が久保利明九段(48)に勝利し準々決勝に進出しました。 また、目下、菅井竜也(31)八段と王将…

おちゃめな藤井聡太八冠が笑いをこらえるのに必死でした

富士フイルムのCM「お正月を写そう」シリーズは、1966年に始まったCMで、年が明けると58年の歴史を誇ることになる、知らない人がいないCMです。 「お正月を写そう」のあの歌は、「黒の舟唄」などでも有名な桜井順(1934-2021)が作曲したそうですが、いま聴…

祝 藤井聡太八冠誕生/第71期王座戦に勝利

藤井聡太七冠(名人・竜王・王位・王将・棋聖・棋王・叡王)が、昨日行われた第71期王座戦第4局で永瀬王座(31)に勝利し、王座のタイトルを獲得しました。これで前人未到の「八冠(将棋界の全タイトルを同時保持)」となりました。おめでとうございます。 …

2人足して41歳は若いなあ/竜王戦・藤井聡太竜王に伊藤匠七段が挑戦します

上の画像は、将棋の竜王戦の挑戦者が決まった瞬間です。 右の伊藤匠六段(20歳)が永瀬拓矢王座に勝ち、藤井竜王(21歳)への挑戦権を得ました。この挑戦権を得たことにより、伊藤は七段に昇段しました。 10月6日を皮切りに始まる第36期竜王戦は、21歳の藤井…

藤井聡太七冠が、あと一歩(一冠・王座)のところまでやってきました!

藤井聡太がデビューして間もない頃、将棋の8つのタイトル保持者は8人で一つずつシェアしていました。上の画像は、その当時に日本将棋連盟が限定発売したクリアファイルですが、当時のタイトル保持者8人は左から棋聖 豊島将之(33)棋王 渡辺明(39)王位 菅…

祝 藤井聡太21歳の誕生日&「棋聖」の防衛。敵は「後手番」か?!

本日7月19日は、藤井聡太七冠の21歳の誕生日です、おめでとうございます。 昨日は、棋聖戦の第4局に勝利し棋聖タイトルを防衛しました。これで同タイトル4連覇となりました。 対戦相手の佐々木大地七段は、はじめてのタイトル戦で、ベトナムでの対局も有り、…

今なら日本将棋連盟の羽生会長と藤井竜王・名人の自筆署名の黄金の免状がもらえます

昨日は、将棋の王座戦決勝トーナメントの準決勝が行われました。 対局したのが、藤井聡太七冠と羽生善治九段(永世七冠)で、先手番の藤井七冠が勝利しました。 藤井七冠は、残りひとつの王座タイトルを取ることで八冠(全タイトルを同時保持)制覇となりま…

藤井聡太選手「王座戦」で3点差で迎えた9回裏2アウトから満塁ホームランをかっ飛ばしました

昨日は久々に藤井聡太竜王名人の対局がありました。結果から言いますと、藤井の大逆転勝利でした。(上の画像は、対局後の感想戦のもようで、A級の稲葉八段が左端で見学しています。中央の記録係は、藤井と同じ杉本昌隆門下の奨励会員だそうです。) 対局は…

祝 藤井聡太名人誕生

将棋の第81期名人戦は、挑戦者の藤井聡太(20歳10カ月)六冠が4勝1敗で渡辺明(39)名人を破り名人のタイトルを獲得しました。 藤井新名人は谷川浩司(61) 十七世名人の最年少名人記録(21歳2カ月)を40年ぶりに更新した上、羽生善治(52)九段以来2人目の七…

将棋の藤井くんは「将棋の渡辺くん」が好きみたいですw

第81期名人戦第3局は大阪府高槻市で行われ、渡辺名人が勝利し藤井六冠との対戦成績を1勝2敗としました。 渡辺名人は第3局を負けるとカド番に追い込まれる重要な1局でしたが、やや押され気味だった終盤に巻き返して勝利をものにしました。 最終盤で、渡辺名人…

藤井聡太六冠のグッズ(羽織、スニーカー、置時計、リュックetc)

きょうから将棋名人戦の第3局、渡辺名人vs藤井竜王の対局が大阪府の高槻市で始まりました。 藤井聡太六冠のきょうのお召し物は、初めて見る爽やかなものでした。彼の着物のコーディネートはいつも素晴らしくて、感心しています。 きょうの羽織はどのような織…

藤井聡太六冠が使う、おしゃれでかわいいクマ君の風呂敷

上は、風呂敷です。サケを抱えるクマ君の周りは青畳ではなく緑の背景です。 目ざとい方が、藤井聡太六冠の着替え中の写真から見つけたもので、この風呂敷を自分で選んだのでしょうか、可愛くて見るだけでほっこりしますし選択眼もありますね。 その証拠写真…

地球代表の弟子佐々木大地が将棋星人藤井聡太とのタイトル戦を決めました!

将棋の棋聖戦、藤井聡太棋聖の挑戦者を決める決勝戦が昨日行われ、佐々木大地七段が永瀬拓矢王座を破って挑戦者となりました。 佐々木大地は、長崎県対馬の出身で1995年5月生まれの27歳。初のタイトル戦挑戦となります。おめでとう。 佐々木の師匠は、誰が名…

谷川浩司著「藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道」を楽しみました

藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道 谷川浩司 (著) (講談社+α新書) 著者の谷川浩司(60)は1962年生まれの棋士で、第十七世「永世名人」である(「永世名人」は、通算で名人在位5期以上の棋士に与えられる称号)。 将棋の名人は約400年前に、家元制…

入学おめでとう!NPB、MLB、名人戦も始まりました!

第81期名人戦 第1局 4月ですから、始まりましたね、いろいろ。 ◆ルーキー入学された皆様おめでとうございます。楽しくて有意義な学生生活を楽しんでください。私の初孫も小学校に入学します。さまざまな組織の新人たちも、おめでとうございます。こんなご時…

藤井クンおめでとう! 前人未到の「最年少6冠+年間グランドスラム+6年連続勝率8割超+先手番29連勝」

将棋の藤井聡太五冠(20)が19日、第48期棋王戦五番勝負の第4局で渡辺明二冠(棋王名人・38歳)に勝ち、シリーズ3勝1敗でタイトルを奪取しました。 藤井は、竜王・王位・叡王・王将・棋聖に加えて棋王を獲得したことにより、羽生善治に次いで史上2人目の六冠…

藤井聡太が名人戦の挑戦権獲得!「アレが出てくるのでは...」の予想的中!

昨日、名人挑戦者を決める順位戦A級リーグで7勝2敗の相星となった藤井聡太(20)五冠と広瀬章人(36)八段のプレイオフ対局が行われ、藤井聡太が勝利し4月から始まる名人戦の挑戦者となりました。 名人戦のタイトルマッチの出場資格は、順位戦のA級(10人総…

きょうは、藤井聡太五冠が挑む「将棋界の一番長い日」です

きょうは「将棋界の一番長い日」です。 A級の棋士10名が一堂に会して、静岡市の料亭で「第81期将棋名人戦・A級順位戦」の一斉対局が行われます。 来月から始まる名人戦タイトル7番勝負渡辺明名人への挑戦者が、きょう決まります。 ただし、目下のところ広瀬…

藤井聡太五冠が「朝日杯」に優勝→年度内“グランドスラム”に王手!

きょうは、将棋の一般棋戦「朝日杯将棋オープン戦」の準決勝と決勝戦が行なわれ、藤井聡太五冠(20)が優勝しました。 藤井は、プロになって初めての優勝がこの朝日杯で、デビュー後毎年6回出場のうち、きょうの勝利で4回目の優勝となりました。 午前に行わ…

藤井聡太、羽生善治+ウサチャン軍団に押し切られる

藤井聡太王将に羽生善治九段が挑戦する王将戦タイトル戦7番勝負は、2月9・10日に第4局が行われ、羽生善治が勝利し2勝2敗のタイに成績を戻しました。 藤井聡太は、今年になって後手番で負け続けていて、羽生(王将戦)に2敗、永瀬王座(順位戦)に1敗となり3…

クリスマスイブのデビュー戦からまる6年、藤井聡太五冠が通算300勝を達成!

藤井聡太五冠(竜王・王位・王将・叡王・棋聖、20歳)が公式戦で通算300勝を達成しました。昨日の名人・A級順位戦佐藤天彦九段との対局に勝利し300勝に到達しました。 2016年12月24日、今日と同じクリスマスイブにプロデビュー対局で勝利し(相手は加藤一二…

藤井聡太は「AI超え」棋士となって進化し続けています。

上の写真は、将棋第35期竜王戦のタイトル防衛を果たした日の翌朝の藤井聡太竜王です。 竜王戦はまだ35年の歴史の読売新聞主催の棋戦ですが、その前にあった「十段戦」というタイトルを引き継いだ形で始まった棋戦です。 賞金額が4千万円台と棋戦最高額を誇る…