遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

逃亡者/アンドリュー・デイヴィス

逃亡者 監督 アンドリュー・デイヴィス 出演者 ハリソン・フォード トミー・リー・ジョーンズ 1964年にTBSではじまった外国ドラマ「逃亡者」。 主人公リチャード・キンブル役は、デビッド・ジャンセン。 デビッド・ジャンセンの日本語吹き替えが睦五…

ジェーン・エア/ロバート・スティーブンスン

ジェーン・エア 監督:ロバート・スティーブンスン 原作:シャーロット・ブロンテ 出演 ジョーン・フォンテーン オーソン・ウェルズ マーガレット・オブライアン アグネス・ムーアヘッド ペギー・アン・ガーナー エリザベス・テイラー アメリカ(1944年製…

無法松の一生~度胸千両入り/美空ひばり

無法松の一生~度胸千両入り/美空ひばり http://www.youtube.com/watch?v=zlHgKKF0AOE 「無法松の一生」といえば、 稲垣浩監督、三船敏郎、高峰秀子主演の映画を思い浮かべる方と、 古賀政男が作曲した、村田英雄の歌を連想される方のどちらかであろう。 村…

狼花―新宿鮫/大沢在昌

狼花―新宿鮫〈9〉 大沢 在昌 (光文社文庫) 1979年に「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞して、 大沢在昌はデビューした。 しかし、その後の10年、出版した28冊はまったく売れず、 版が重ねられることはなかったという。 そんな「初版王大沢」がブレイ…

シューマン:子供の情景/マルタ・アルゲリッチ

シューマン:子供の情景、クライスレリアーナ/マルタ・アルゲリッチ アルゲリッチの8枚組ボックスのなかの1枚。 2010年は、生誕200年のピアノの巨人が2人、 ひとりは言わずと知れたショパンで、 もうひとりはシューマン。 「子どもの情景」は、タ…

連続フルイニング出場/金本知憲

かつて、ミスタータイガースとして、連続フルイニング出場を続けていた掛布雅之は、 中日戦でデッドボールを指に受け、骨折のため記録が途切れたことがあった。 掛布は、不動の4番バッターとして、サードを守りながら、 途中交代することなく試合終了まで、…

ハナニラとコブシ

今週は寒くって、 私は我慢していましたが、 コート姿の人が多かったです。 寒い春のメリットは、 花が長く咲き続けられるということでしょうか。 今年の春は花持ちがいい。 桜をはじめ、長い間私たちの目を楽しませてくれました。 ←これは、ハナニラ。 昨年…

レット・イット・ビー/ザ・ビートルズ

ロンドンにあるアップル社の屋上で、映画撮影のために突如行ったライブは、 映画「レット・イット・ビー」でもおなじみの、ルーフトップ・コンサート。 ときは1969年1月30日のことである。 このころスタジオで録音された「ゲット・バック」は、 1969年4月11…

井上ひさし氏の死を悼む

また巨星が堕ちた。 1964年に「ひょっこりひょうたん島」は始まった。 これは、田舎の小学生だった私には、実は少し高度な人形劇で、 同じくヒューマニズムが底に流れる「鉄腕アトム」と並んで、 本当の奥深い素晴らしさは、よく理解していなかったと思…

I'm not in love/10CC

10 CC - I'm not in love 「I'm not in love ボクは恋なんかしていない」 繰り返したって、言えば言うほど、負け惜しみに聞こえてくる。 そんな複雑な心境を叙情的に歌い上げる、 10CC 1975年の名曲中の名曲。 私だって、こんな季節を経て今は秋、といった…

桜/南禅寺

永観堂の遊心門 なんだかいいネーミングの門です こちらは南禅寺の若いお坊さん 托鉢に出かけていくところだと思われます 境内から桜の枝越しに見上げるは、 南禅寺の巨大な三門 三門の正面からの画像 このうえから京の街を眺めて「絶景かな絶景かな」 と石…

桜/哲学の道

京都銀閣寺界隈 哲学の道の始点界隈 月曜日の早朝の 万だの桜 静寂なことこの上なし 鴨川の岸も花の盛り 哲学の道 散策する人 思索する人 単純なる石橋が絵になるのも ここならではのこと

ガトーフェスタ・ハラダの紙袋

長女のバイト先の女性が、3月末で退職されたらしく、 その女性から何かプレゼントをもらったようで、 そのプレゼントを、この画像の紙袋に入れてくださったらしい。 この紙袋を持って帰宅の途についた長女、 バイト先のエレベーターで、 紙袋に目を留めた見…

流れる/幸田文

流れる 幸田文 (新潮文庫) 芸者置屋の女中になるべく、主人公の梨花が置屋を訪ねるところから、 幸田文の「流れる」は始まる。 同じく幸田の作品「おとうと」でも経験したことだったが、 冒頭の数行で、ぐいと作品世界に引き込まれてしまう。 かつては、一…

特別展大国/日本

2009年に世界各地の美術館で開かれた特別展の1日当たりの来場者数調査で、 日本の展示会が1位から4位を独占したことが分かった。 それによると、1位は東京国立博物館の「国宝 阿修羅展」で、 1日当たりの来場者数は1万5960人。 2位は奈良国立…