斎藤知事を巡る問題で、あまり大きく取り上げられていないのが、昨年実施された大阪と神戸での「阪神・オリックス優勝パレード」の資金集めに関係して、兵庫県が内密に取扱いを決めた「キックバック方式」の不祥事です。
この悪事の手先となった兵庫県の担当課長がうつ病を発症し療養中に自殺しました。これは森友問題で自殺した近畿財務局の赤木さんの事件と同じ図式を持ちます。
この優勝パレード、大阪は「税金を使う」「職員をボランティアでタダ働き」「万博の宣伝」という図式で、非難ごうごうの公金支出をしました。
一方で、兵庫は地元企業による寄付金でパレードの経費など賄う方式を取りました。
しかし、思うように寄付金が集まらなかったので、県は信用金庫などに、寄付してくれた金額は後で補助金の増額でキックバックするという約束で一旦寄付金として出捐してもらいました。
これは、税金をキックバックするという形で公金を内密に無断で利用したことになりますから、大きな不正事件だと思いますが、自殺した課長さんも同じ思いだったのではないでしょうか。
大阪のように、非難されることが分かっていても厚顔無恥で公金を支出すれば、斎藤知事の二期目の選挙に「税金でパレードした知事さん」と思われることを恐れたのだと思います。
ようするに、斎藤知事は知事選挙のために一貫してクールな自分クールな行政を売りにしたくて、そのためには市民の目が届かないところでこっそり悪いことやハラスメントをするチキンなクズ男だったということのようです。
想像ですが、自殺した課長さんは正義感に燃えて「これって税金つかったキックバックですやん!」と上司に食ってかかったかもしれませんが、斎藤知事の取り巻き上司のパワハラによって悪だくみの片棒を担ぐことになり精神を病んだのだのではないかと思います。この想像、あまり外れてないように思います。
今開かれている兵庫議会の百条委員会は、兵庫県の幹部(西播磨県民局長)が斎藤知事を内部告発した分署に関するもので、中にはパレード寄付問題と担当課長の自殺のことも触れられているようです。
斎藤知事が「ヘルメット被るのが嫌だと工事を止めた」「ワインやコーヒーメーカーやロードバイクや木工家具をおねだりした」「車寄せまで20m歩かされた」「机をたたいて罵詈雑言を吐く」こと以上に(これらもひどいけど)、この税金で信金などに寄付金をキックバックしたという不祥事は看過できない大問題だと思いますが皆さんいかがでしょう。
さらに、ひどいことに、通常県職員が現職で亡くなられた際に、就学中の遺児がいる場合は公的な弔慰金とは別の「遺児育英資金」を県職員有志が集めるという麗しい慣習があったようなのですが、この「遺児育英資金」の募集の動きを県幹部が阻止したそうです。
このことは、わたしがYoutubeで見た県議会の別の委員会の中でも「この遺児育英資金の妨害は違法ではないが、県の幹部の行動は何という恥知らずなことか」と厳しい意見を言う議員がいました。
ということで、斎藤知事と維新とそれらに揉み手で擦り寄っていた兵庫県幹部には、即退場してもらうべきでしょう。さらなる痛ましい悲劇が起る前に、彼らを追放するべきだと思うきょうこの頃であります。 合掌