調査期間は毎年4月から6月、
世界各国および日本の、政府・非政府組織職員や研究者等の、
環境問題に携わる有識者にアンケートを取り、
「環境危機時計」の針の位置を尋ねている。
1992年は7時49分だったのが、
1997年には9時4分と「すごく心配」ゾーンにはじめて針が進み、
2006年には画像のポスター(子供向け)を作り、
只今9時17分だと知らせている。
そして旭硝子財団は、今年の「環境危機時計」の針の進み具合について、
次のように発信している。
「環境危機時計」とは…? 地球環境の悪化に伴って回答者が人類存続に対して抱く危機感を、 時計の針で表示する「環境危機時計」を独自に設定し、 毎年危機感の認識調査をしています。 2008年度の環境危機時刻は9時33分となり、 これまでで最も針が進んだ危機意識の高い結果になりました。
そして、「何時になったら目が覚めるのですか?」と、
大人向けポスターで、私たちに呼びかけている。
今回の金融危機で各国の金融財政当局は、
とにかく危機脱出のために一致団結したのに、
各国の大人たちは、
地球の危機にはまだ気付いていないのだろうか。