遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

運動は身体のための積極的な休息だ/ポストコロナ

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きょうは、昨日の雨も上がり太陽の下を歩きましたが、私にはそろそろ暑さが限界に達してきました。

2日前(日曜日)は、夕食後9時前からウォーキングを始めました。
暑くなってきましたので、最近は夜に歩くようにしていますが、日曜日の夜は多くのウォーキングをする人たちに出会いました。走っている人も少なからず見受けました。

コロナ禍のなか外出自粛が始まってから、ウォーキングをする人が増えたと感じます。

運動不足解消にはウォーキングが最も手っ取り早いからでしょうが、わが家のような老人夫婦やもっと若いカップルや、女性ばかりのグループや一人で歩く老若男女などが増えています。
日本は、いろんな意味でもはや先進国ではなくなりつつありますが、それでも高度で伝統的な文化教養を持つ優れた国家です。しかし、運動やスポーツを暮らしに取り入れて健康的な生活を心がける人が少ないように思います。

アジア人は身体が欧米人のように太く大きくなりにくい体質の人種なのでしょうか、比較的スレンダーな人たちが多いのですが、体型とは別のところで、運動不足が原因で持病を持つ人は少なくないように思います。社会人になってからの日常の運動不足や不摂生が、中年以降になって持病を持つ原因になっていないでしょうか。

日本は、仕事や人間関係やいろんなお付き合いなどでくたくたに疲れる社会的な原因もありますが、そのために運動なんてしていられない状況です。

しかし、仕事で疲れても「運動は別腹」。ストレスを発散させ、脳に集中していた血液を体の隅々にまで循環させ、健康寿命を長く保つための全身の筋力や心肺機能をたもつために、そして免疫力を常に維持するためにも、日常生活での運動は欠かせないものです。運動は身体のための積極的な休息だと認識すべきでしょう。

コロナによる外出自粛が緩和された後も、持続可能な運動、ウォーキングや筋肉体操などを続ける人が増えればいいなと思います。