遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ファンケルで血管年齢を測りました

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大阪梅田は「ファンケル」のショップで、60代の男3人(私とその友人)が、店頭の「血管年齢測定器」にて血管年齢を測定しました(無料)。

63歳の私の血管年齢は54歳でした。私と同年のBの血管年齢は53歳。60歳のCは67歳。つまり、私は9歳若い、Bは10歳若い、何度も測りなおしていたCは7~10歳くらい老いた血管年齢でありました。

私とBは、毎日ウォーキングをしていまして、Bはジムにも通っています。Cは運動を特に何もしていません。

血管年齢の結果は、事前に予想した通りでした。測定器に指先を接触させるだけで、連結されたコンピュータが即座に結果を表示してくれるのですが、その精度は私たち3人が実証しました。正しい測定器だと思います。

さて、世界的に見るとトップレベルの長寿国である日本。しかし、その一方で普通に日常生活ができる「健康長寿」年齢は、男71.19歳、女74.21歳と、平均寿命より男で9歳、女で12歳の差があるようです。つまり、多くの日本人は、亡くなるまでの10年ほどを何らかの介護や治療を受ける必要があるということです。

日本人は長生きだが、通院や介護による個人的社会的負担とコストが大きくなっているわけです。健康体に近い体で人生を終わらせるためには、健康長寿を延ばす必要があるということです。

その健康寿命を延ばす方法が、近年の研究で次々と明らかになってきています。その研究は10年とか20年の期間を要するもので、ようやくその研究成果が少しずつ明らかになってきているようです。そして、健康寿命を延ばす方法は、長年の研究で「ウォーキング」であるという科学的根拠(エビデンス)が蓄積されてきたそうです。

健康寿命を延ばす歩き方(週刊朝日4.7号)によりますと、1日20分程度は少し負荷のある歩き方を取り入れたウォーキングが有効だと言っています。

「歩幅を大きくしたり、坂道を速足で歩く」といった少し負荷のあるウォーキングを20分取り入れた方法が有効のようです。

それを続けていれば、「認知症リスクが3倍違う」「高血圧の症状20%改善」「がんやうつの改善と予防効果」といったメリットがあるようです。

今さすがに暑くて、私はウォーキングは少しさぼり気味なのですが、歩けなかった日は室内でスクワット100回とかで、負荷運動をしています。

日本人の運動不足は、私が感じる限りでも目を覆うばかりの惨状です。ジムに通ってコンスタントに汗を流している人以外は、運動不足は顕著でしょう。ウォーキングしているお父さんたちとよく出会いますが、あれは病気予防ではなく病気の進行を遅らせるためのウォーキングという気がします。

健康寿命を延ばすことを意識して、できるだけ歩くことを心がけてみましょう。