遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

長時間労働は労使ともに避けるべき悪習

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■森村廣 @hiromu_morimuraさん
働き方改革について各党の対案が出揃ったので表にしてみました。

私の現役時代の働き方から言わせてもらうと、長い労働時間では、「まともな仕事」はできません。

「まともな仕事」とは
間違いのない正確な仕事
顧客や周囲に不快さを与えない健全な精神でする仕事
斬新で創造的なアイデアが思いつく仕事
人の失敗をカバーできる、あるいはしてもらえる、チームワークのある職場での仕事
朝起きて職場へ向かうのが嫌にならない仕事

こういった「まともな仕事」がすべての労働者ができてこそ生産性が上がるのだと思います。

なので、長時間労働で生産性を上げようというのは幻想です。労働者をいじめているだけです。会社のためにもなっていないことが、多くの経営者はわかっていないと思います。ダラダラと単純な作業をするだけの労働者や、職場に居るだけで仕事をしていない労働者をいたずらに増やすだけのことです。

なので、共産党の示した月45時間の残業時間が限度だと思います。
どうしても時間が必要な繁忙月もあるので、複数月(連続する2か月)で60時間がリミットという立憲民主党の考えも指示できます。

国民民主党の案は、第二の自民党と言われても仕方がないものでしょうね。

自民党や維新の党は、経営者や労働者のことなど考えていない、ということなのでしょうね。

高度プロフェショナル制度を導入すると、すべての労働者が劣悪な労働条件にさらされる可能性があることを、立憲民主党・国民民主党共産党は示唆しています。

清く美しい国民の皆さんは、政府自民党に騙されてはいけません。高プロ制度は認めるわけにはいきません。

長時間労働は、労働者と経営者双方ともに避けるべき悪習であります。