遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

もういちど野党共闘でこの日本を救ってほしい

立憲民主党泉健太代表が、次期衆院選での野党各党の選挙協力を巡り、「衆院解散が少し延びた。体制をもう一回、再構築することは野党第1党として考えなければならない」と記者会見で述べたそうです。共産党との選挙協力を否定してきた自身の発言を事実上、軌道修正した形になりました。

泉代表は、維新の会や国民民主党にすり寄っていたかと思いきや、共産党から選挙協力を拒否されそうになり、小沢一郎など党内から「野党共闘をしなければ自民党を認めることと同じ」と強烈な批判を受け、考え方を変えたようです。

その前に、泉が代表になってからの立憲民主党の支持率は下がりに下がった結果になっていて、この私のブログでも事あるごとに記事にしてきましたが、立憲支持者のひとりとしてとても残念な代表でありました。

泉は元々国民民主党にいた人間ですから、枝野幸男に変わる代表に選ばれること自体が哀しい選択でありました。次の選挙では、彼の京都の選挙区に維新の会が候補者を立てると言っていますので、泉代表は、京都で強い共産党にも維新の会にも後塵を拝することになるかもしれません。

今、選挙協力体制を見直すということについて、早くはなかったけれど良い選択だとは思いますが、何なら泉健太が代表を辞めてくれた方が話が早くて分かりやすいような気がしますがいかがでしょうか。同じ名前で前明石市長の泉房穂の指し示す道の方が、1万倍も分かりやすくて日本が復活する可能性を大きく秘めていると思います。

賃金・税金・教育・人権を取り巻く「マイナ保険証の廃止」「少子化問題(とそれにまつわる多くの諸問題)」「軍事予算と財源・増税」「低賃金と高い消費税や国民負担」「再び消えそうな年金」などで野党の選挙協力のための最大公約数は容易に見つかると思いますので、打倒自公政権のためにネジを巻き直しましょう。

ということで、自民党に対抗して日本会議神社本庁統一教会創価学会などなら日本を守るために、立憲、共産、社民、れいわ新選組の野党4党が市民連合とともに次の選挙を戦う姿勢が少し見えてきて明るい兆しが見えてきたような気がする、きょうこの頃であります。