遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

参院選2022 京都でポンコツ維新が立候補するようです 負けるな福山!

上は、2016年の参議院選挙京都選挙区の選挙結果を伝えるNHKの情報ページです。

定員2名で、当選したのは二之湯(自民党)と福山哲郎民進党・現在は立憲民主党)の二人でした。共産党の大河原候補が次点となっています。

この国会議員の改選が今年になります。

最新のニュースでトレンドにもなっているのですが、この選挙区に維新の会が立候補者を立てるようで、その候補者を国民民主党が推薦するようです。

ちなみに、京都の参議院の今回非改選の方の勢力図は、2019年の選挙の結果(下の画像)のとおり自民党共産党が当選し1議席ずつ持っています。立憲民主党の候補は4千票余りの差で次点になりました。

その結果を受けてかどうかは分かりませんが、国民民主党の玉木代表は維新が立てる候補の推薦に回って、同じ京都の衆議院議員である国民民主党の幹部前原を前面に立てて立憲の福山を追い落とそうとしています。

この改選選挙区は、二之湯(77歳)と福山(60歳)の二強がトップ当選を争う選挙区だったのですが(2010年は福山が6万6千票差でトップ当選)、維新の候補が名乗りを上げてどうなるか、どうにもならないような気もしますがどうでしょうか。

二之湯は少し前に選挙買収疑惑でかなり騒がれましたので、維新が立候補すれば福山が慌てることはもちろんですが二之湯も煮え湯を飲まされたような気持ちになっているかもしれません。

また、国民民主党の前原は、先の国会で予算案についての決議で本会議を欠席して、国民民主党が予算案の賛成に回ったことへの「独自の態度」を示しました。私は前原のことを小池百合子と組んで民主党を潰した人間として信用できない男だとずっと思っていましたが、先の予算成立の決議で少しは玉木に抵抗を試みた点については評価をしたいと思っています。今後、かつての京都の盟友福山哲郎に、どういう態度で対決するのか注目に値します。

玉木代表は、今後維新と手をつないで行くつもりのようですが、本当は自民党に入党したくてしたくてたまらないような感じを受けます。彼は東大法学部から財務省入省と絵に描いたように優秀なエリートで一見爽やかで目立つ議員のひとりですが、どうにも政治的センスが悪くてCPUもメモリーも凄いスペックなのにOSがバージョンアップできていないポンコツPCのようにも見えます。これは、前原にも言えることです。

ということで、まことにポンコツな国民民主党と維新が組んで京都で暴れまわるそうで、注目の選挙区になりそうです。

私の理想は、二之湯がこけて維新がこけて、福山と共産党の候補者が当選するというものです、その二人の奮闘を期待します。