この「第3のコレステロール」は「レムナントコレステロール」と呼ばれます。レムナントとは「残り物」という意味なんだそうです。研究が急速に進んで明らかになってきたこのコレステロールは、動脈をいわば「痛める力」がトップクラスなのだそうです。
ところが、私の健康診断結果を見てもこのレムナントコステロールの数値項目が存在しません。まだ、この危険な新しい指標を掲載するところまで進んでいないようです。
「総コレステロール」 ー(マイナス) 「善玉HDLコレステロール」
= 「non-HDLコレステロール」(悪玉+レムナント)
この 「non-HDLコレステロール」の値が
150~169mg/dlなら「やや危険」
170mg/dl以上なら「危険」
だと認識すべきだそうです。(日本動脈硬化学会より)
ということで、今年の私の健康診断数値が判明しましたので、上の式に当てはめてみます。(上記画像は私の健診結果とは無関係です。)
私のnon-HDLコレステロール」(悪玉+レムナント)数値は、187という結果で、危険最低リミットである170を優にオーバーしている結果になりました(涙)。
ちなみに直近10回のその推移は、
144→149→169→186→182→172→162→195→173→187、という結果になっています。
定年後2年目数値がワースト195で、昨年努力したものの、今年の暑い夏に少しウォーキングをさぼってしまった結果が、187という数値となって現れました。いずれにせよ、私の数値はこの10年危険水域から一歩も出ていません(涙)。
今日の健診医師に、「もっとウォーキングなどで積極的に運動をしてください」と言われてしまいました。「わかってますけど、それがなかなかできないのです」、などと口答えせずに「はい分かりました」とうなだれてしまいました。
さらに、青魚に多いEPAという「不飽和脂肪酸」は血液をサラサラにするだけでなく、レムナントコレステロールの増加を抑える働きがあることが最近の研究で分かってきたそうですので、好物の脂質の多い肉類を減らして、サバやイワシなどの青魚を積極的に摂るように心がけたいと思います。
結果は、来年また記事にしてみます。