遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

“からだにいい油”四天王

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以前、私のブログで「腸内フローラ」のための整腸食品の代表3選手、ラッキョウ・寒天・オートミールを紹介しました。依然、このどれかを毎日食べています。野菜も意識的に食べていますので、腸内は良い細菌が豊富なお花畑になっていると思っています。
ダイエットの3種の神器
整腸食品オートミール

今回ご紹介は、週刊朝日の記事から健康寿命を左右する体に“いい油”“悪い油”」についてご紹介。

結論を言いますと
【〇】純正ラード、バター、アマニ油、エゴマ油(シソ油)、魚油(DHA,EPA
【△】ごま油、大豆油、オリーブオイル、菜種油など
【!】マーガリン、コーヒーミルク、パーム油など

おすすめは【〇】で、この記事を読んで、純正ラードとアマニ油を購入しました。炒め物には純正ラードを使い、アマニ油はそのまま野菜などに振りかけて摂ります。アマニ油を使ったマヨネーズも購入しました。

肌がデリケートな次女にも、毎日の弁当作りに使うようにと、我が家のストックを持ち帰らせました。

ラードやバターなどの動物性脂肪は、長期的に見ればコレステロールが増えない。
むしろ「リノール酸=オメガ6系」の植物油脂の方がリスクが高い。
また、アマニ油などの「αリノレン酸=オメガ3系」は悪玉コレステロールを減らしてくれる作用がある。

したがって、今後は【〇】をメインに【△】印の油類をサブとして使っていくつもりです。【!】印のものは、それらが使用されている加工食品を摂り過ぎないように留意していきます。すでに我が家では、かなり前からマーガリンを使わなくなりました。

ということで、純正ラードとバターとアマニ油や魚油(DHA、EPA)が、“いい油”の四天王といったところです。

以下、特集記事の抜粋です。ご参考まで。

ある料理研究家は「バター」「ラード」「アマニ」以外の油は使わなくなった結果、家族に効果があったという。コストは少しかかるが、それ以上に医療費がかからなくなったとも。
◇肌のコンディションがよくなる
アトピーが改善
◇花粉症に効く
◇体調を崩さなくなった

私たちに必要な油には、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸があり、後者は体内で作れるものと、作れないもの(口から摂取)がある。

【外部から摂る油=必須脂肪酸
リノール酸=オメガ6系=>ごま油、大豆油、綿実油、グレープシ-ドオイルなど
〇αリノレン酸=オメガ3系=>アマニ油、エゴマ油(シソ油)、魚油(DHA、EPA)など
これらは意識して摂らないと、脳の機能を保つ必要不可欠の油で、αリノレン酸(オメガ3系)の油でそれを補うべき。

【体内で作れる油】
オレイン酸=オメガ9系=>オリーブオイル、菜種油、紅花油、米油、アルガンオイルなど
これらは摂り過ぎないように注意する。

〇バター、ラード
△ココナツオイル
!パーム油

バターやラードの動物性脂肪は体に悪い油と考えられてきたが、最近になって「リノール酸=オメガ6系」より安全という考え方も出てきている。フィンランドの研究機関が15年間、動物性脂肪を減らし積極的に植物性油を摂取するグループの心臓疾患は、何もしなかったグループよりも悪かったという事例で紹介されている。シドニーミネソタ州の研究機関でも同じ結果が出ているという。

植物油を減らして動物性脂肪を摂ったら心臓病が増えるということを示す科学的根拠はなかった」という研究報告である。

その原因の一つが、植物油を積極的に摂ることによる「リノール酸の摂りすぎ」ではないかと分析される。リノール酸もほどほどにといったところか。逆に動物性脂肪は一時的には血中コレステロールを上げるが、長期的には値は変わらないことが研究で明らかになった。
国内の17年にわたる研究(広島成人健康研究)でも、動物性脂肪を摂るほど脳梗塞の危険度が減ることがわかったという。

また、ファストフード、総菜の揚げ油、パン、スナック菓子類、カップ麺などには「パーム油」が使われている可能性が高く、がん、脳卒中、糖尿病、ホルモン異常の症状の原因になる可能性があるため、摂り過ぎには要注意。