そういう予感がしていたのだが、高校のクラス会から、還暦を迎える前に集まりませんかとの連絡。
そうか同級生も60歳を迎えようとしているんだと、私と同年だから当然なのだがなんだか感慨深い。
そうか同級生も60歳を迎えようとしているんだと、私と同年だから当然なのだがなんだか感慨深い。
テレビ放送が始まって2月でちょうど60年を迎えるそうで、これまた感慨深い。
テレビと同い年の私は、まさにその黎明期からテレビを楽しんできてこんな人間になってしまった。
いまはほとんどテレビ放送を見なくなったが、他に楽しみがあるからという理由だけではなく、
テレビ番組が実につまらなくなってしまったから、見る機会が減ったのである。
いまはほとんどテレビ放送を見なくなったが、他に楽しみがあるからという理由だけではなく、
テレビ番組が実につまらなくなってしまったから、見る機会が減ったのである。
子どもの頃、テレビは私にとってある種の先生だった。
テレビを通して、スポーツ、芸能、娯楽、ニュース、政治、科学、美術、音楽、映画、ドラマなどなど、
そのほとんどを生まれた育った家の茶の間にあったテレビから、自分の体内に取り込んだ。
テレビを通して、スポーツ、芸能、娯楽、ニュース、政治、科学、美術、音楽、映画、ドラマなどなど、
そのほとんどを生まれた育った家の茶の間にあったテレビから、自分の体内に取り込んだ。
あの小さなボックスには、栄養も毒素も両方詰め込まれていたが、なんとなく嗅ぎ分けて生きてきた。
お互いに還暦を迎えてもう少しいい付き合い方をしてみたいと思ったしだいである。
お互いに還暦を迎えてもう少しいい付き合い方をしてみたいと思ったしだいである。