遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「ビデオニュース・ドットコム」の「韓国ドラマ特集」で作品を仕入れました

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神保哲生の「ビデオニュース・ドットコム」は、週1回(金曜日)の放送が月額550円の会員登録で楽しめるニュース専門インターネット放送局です。

会費が払えない私は、無料放送の10分間のダイジェスト版と第5週目の金曜日に無料開放してくれる「5金スペシャル」のフルバージョン放送を楽しんでいます。

テレビを捨ててNHKと縁を切れば、「ビデオニュース・ドットコム」と津田大介の「ポリタスTV」と「Youtubeプレミアム」の会員になって「デモクラシータイムス」に寄付ができるのでいつかそうするつもりです。

話を戻しますが、「ビデオニュース・ドットコム」の「5金」では、神保とレギュラーパートナーの宮台真司によるフリートークや映画批評が楽しく、先だっては「【5金スペシャル映画特集】「罪」と「責任」の違いと韓国ドラマのすごさ」がとても愉快でした。

上の画像は、Netflixの2019年と2020年の日本での人気ランキングを番組がまとめたものです。

2019年にブルーの韓国ドラマはランクインしていませんが、2020年に「愛の不時着」が韓国ドラマブームに火をつけた形で、以下「梨泰院クラス」などの実に5本のドラマがベスト10にランクインされました。

かつて大ブームになった「冬のソナタ」を私は見向きもしなかったのですが、韓流ドラマとの距離感はそのままで2か月前まで生きてきたところ、初めての韓国ドラマ「梨泰院クラス」でイメージが覆りました。

映画についても造詣の深い宮台真司が、神保哲生の要請でこの特集のために韓国ドラマ「愛の不時着」と「梨泰院クラス」を見て5金に備えたようなのですが、その出来の良さと面白さにうなっていました。

私は宮台より2か月ほど前に韓国ドラマデビューをしていますので、「この番組がなければ韓国ドラマを知らないままだった!」という彼のはまりようが愉快でした。

同時に、日本のドラマや映画の凋落についても嘆かわしいと、私と同じ思いを抱いていることを確かめることができました。また、ハリウッド映画の多くもつまらなくなったというのも同意見なのでした。

この「5金スペシャル」は2時間30分をパート1とパート2に分けてアーカイブされていて、韓国ドラマについてはパート2の25分経過時点から始まります

ということで、無料放送で、信頼できる神保哲生のおすすめドラマをいろいろ仕入れることができました。

さしあたっては、「サバイバー60日間の大統領【宿命の大統領韓国版】」を見始めたところです。

これは、本家がキーファー・サザーランドが主演の米国ドラマなのですが、韓国版は1時間強の長さのエピソードが16話もあります。

ちょっと長いなあという感じですが、いま2エピソードを見終わったところで「本家よりもリメイクされた韓国版の方が断然面白い」という神保の言葉どおりに楽しめる作品だと思います。

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