遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

陸上400mリレー/北京オリンピック

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日本人でオリンピックの最初の金メダルを獲得したのは、

陸上三段跳織田幹雄である。

1928年のアムステルダム大会のことである。



南部忠平も三段跳のオリンピックチャンピオンに輝いた。


織田と南部、生前のお二人はジェントルマンであった。

金メダルが彼らを風格ある男に仕立てたのであろう。


五輪の陸上競技で男子は、フィールドとロードでは、

三段跳や走り幅跳やハンマー投げやマラソンでメダルを獲得はしていたが、

トラック競技では皆無であった。


陸上男子400mリレーで日本チームは、

トラック種目で人見絹江以来80年ぶり、

男子では史上初のメダルをゲット。

リレーに限ると、アジア初のメダルでもあったようだ。



「一瞬の風」になった4人の男たちに、

拍手喝さいを送りたい。