遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

日本がGNP世界4位に転落「経済成長のためにまずは賃上げだ!」

残念なニュースが本日の朝刊1面に大きく掲載されました。

日本のGDPがドイツに抜かれて世界第4位になってしまいました。そして近い将来、インドに抜かれて世界5位になってしまいます。

為替(円高)の要因もありますが、日本で暮らしていたら経済成長のなさを実感しますから、仕方のないことです。

産経新聞でさえ「経済成長へ まず賃上げ」だと、いまさらではありますが怒っています。

6か月で解体する万博を開催したり、いつ終わるか分からない辺野古を埋め立てたり、工事の進捗具合が「亀の歩み」の地球最速のリニア新幹線を開通させて、GDPが回復するのでしょうか?能登半島の復旧に注力する方が経済は活性化するし、難易度も格段に低いのではないでしょうか。

また、物価を押さえるのは難しく消費税を下げるのが困難なら、まずは名目賃金を上げ、最低賃金を1500円以上にして、お金の流れを企業の内部留保に届く前に賃金として市場に流した方が、経済成長につながると思いますし、これまた難易度は相当低い政策だと思います。

無能な自民党でさえも、これらは容易な政策でしょう。

それで経済が回ってきたら、円高少子高齢化対策や新しいエネルギー戦略などに舵を切り替えれば、さらに経済は活性化していくと考えられますがいかがでしょう。

今国会で自民党議員の裏金作りにメスが入りそうですが、国会議員の質が上がるとは考えにくいので、取りあえずは経済の一丁目一番地である総ての国民の賃上げからはじめて失った30年を散り戻していきましょう。