遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

小西洋之議員を更迭:おサルは立憲民主党の中にもいた⁈

立憲民主党は、小西洋之参議員の「衆院憲法審の毎週開催はサルがやること」という発言を重く見て、小西議員を参院憲法審査会の野党筆頭幹事から更迭しました。

せっかく私が小西の肩を持った記事を書いたばかりなのに、更迭?なにそれ?とわが目を疑ってしまいました。

私も書いたようにサルに例えた言い方はまずかったと思いますが、それについて小西は謝罪していますし、憲法審議会の建設的ではない運営方法について批判したことについては立憲民主党が小西を擁護するのが組織の姿勢だと思います。
たとえば杉田水脈みたいなどうしようもない人間であっても、一応は杉田擁護の姿勢を示した自民党の方が組織のありようとしてはまっとうではないでしょうか。

しかも、憲法審査会は改憲を前提に進めているのではないでしょうか。いまいちど憲法審査会の論議や目的を再確認する必要があり、小西発言はそのいい機会だと思いますが、それを生かしきれない立憲民主党ということになるようです。

泉健太立憲民主党の代表に選んでから、その存在が我らの党から遠のいた感がありますが、そのことを代弁してくださっているツイートを見つけました。

ドン マッツ@反カルト@DonMatz1959
泉健太って代表になってから…
共産を遠ざけ、維新と肩を組み、国民民に抱きつき、自民の靴を舐める…しかやってないですよね。
そして高市を倒して安倍の亡霊を国政から振り払おうとしている小西さんを更迭し、憲法改悪をアシスト。
#泉健太を更迭しよう

私は枝野幸男が、彼の後継者が育っていなかったにもかかわらず代表を退いたのがあまりにも早すぎたと思います。加えて、泉健太よりましな人間はわんさかいるにもかかわらず、国民民主党から合流した人間を代表に据えるなんて、いまとなっては支持者を裏切る暴挙だったと断言できます。

立憲民主党は、統一地方選が終わって次の国政選挙までに代表を変えるか、党を割るくらいのことをやらないと、無垢な有権者にますますそっぽを向かれると思います。

野党に投票する選択肢で、いまの立憲がだめなられいわや共産や社民以外(維新や参政党は問題外)にないのなら、有権者は投票所にいかないという選択肢もありますから、いまの泉健太的な立憲とは一線を画すまっとうな新しい野党も有りという気もします(理想は、立憲民主党が結党当時の精神に再生されることですけど...)。

小さくても良いので、小西洋之のような人間を集めた党から再出発しても良いのかなと思います。立憲民主党全体の発信力より小西ひとりの発信力の方が鮮やかではないでしょうか。そういった議員たちは、若い人や女性議員の中にもいますのでなんとかひとつになって今の執行部を批判してもらいたいと思います。

センスのかけらもない泉を代表とするダサいオおサル政党はやっぱり駄目でしょう。それが証拠に、またゴミクズのような自民が息を吹き返してきています。

ということで、本当のサルは立憲民主党の中に棲んでいたという結論でよろしかったでしょうか。