遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

10歳の少女がプロ棋士に!/仲邑菫

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10歳の少女が囲碁のプロ棋士になりました。大阪の仲邑菫(なかむらすみれ)さんです。

父親はプロ棋士で母親はアマチュアの5~6段(元囲碁インストラクター)という、囲碁一家の一員だそうです。

話は少しそれますが、私マイケル・ジョーダンが大好きだったのですが、彼の引退以後はNBAは見なくなりました。

同じく、アイルトン・セナが亡くなってからはF1も見なくなりましたし、中原誠が引退してから将棋も見なくなりました。

自分好みのアイドルやスターが存在しない世界には、興味が失せます。

いまは、囲碁では井山裕太、将棋では藤井聡太という私のスター&アイドルがいるので、彼らの対局は可能な限り必ず観戦します。この二人が存在するから、囲碁や将棋を観戦しています。

そして今日新たに、中邑菫というアイドルが登場しました。

菫ちゃんは、毎日6時間、囲碁の勉強をしているそうで、学校が休みの日には9時間も勉強しているそうです。

今日の、プロ入り記者会見で、

「将来どんな棋士になりたいですか」という質問に、「井山先生みたいになりたいです」と宣言してくれました。具体的な目標設定で、とても立派なことです。

プロ入り検定試験のような対局が、去年の12月にあり、菫ちゃんはそれをパスしてプロ入りできたようです。

その対局相手が張栩名人でした。名人はその時の感想を訊かれて「衝撃でした。9歳という年齢でこれだけの力というのは。対局態度、碁の内容からもすごく才能を感じられたし、本当に将来が楽しみ。必ず世界で戦える棋士になると強く思いました」と、同じ記者会見で答えていました。

いま男子プロに交じってテレビ対局に登場する女性のプロは、数人しかいませんが、菫ちゃんには、まず女性棋士だけによるタイトル戦を制覇してもらって、男子プロを撃破していって、いつか井山裕太と対戦できるところまで到達してほしいものです。

楽しみが一つ増えました。