遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

現在稼働中の原発と大地震

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1月3日夕方、「釣りビジョン」で、熊本天草でのチヌの釣り番組「チヌ道」を放送していた。美しい天草に今年こそ行きたいなあと、その釣り番組を見ながら思っていた矢先、画面上方に熊本で地震との速報が流れる。

熊本県和水町震源で、震度は6弱だったと後で知る。また熊本地震に匹敵する強い地震だった。さいわいにも、死者や大きな被害が出なかったのが何よりだった。

地震のニュースが伝えられるたびに、「原発に異常はありませんでした」というフレーズがくっついてくる。ということは、地震原発は神経質な関係性があるということの裏返しで、原発の近くの住民は心配が尽きないことだろうと思う。

九州では、稼働中の原発が4基存在する。九電は、正月で電気の消費需要が少ないので、3日には太陽光発電の出力制御をかけたばかりだった。

いま一度、大きな事故にならないうちに4基の原発を止めて、太陽光発電で補完すべきだろう。

上記画像は、どなたかがアップしていた京都駅前の立て看。京都駅と、福井県原発群との距離を掲げている。私の住む大阪北部でも、これらの原発群と100㎞前後の距離に住んでいるのだ。

東京と福島第一原発の距離は200㎞あまりだが、あの時東京の人たちは不安な日々を過ごしたし、私の知り合いは関西の実家に避難していた。

それより近い距離に、京阪神の大都市圏と福井県で稼働中の4基の原発は位置している。大阪万博の開催が決まっておめでたいことではあるが、その前に福井の原発をなんとかしないと世界中の人を呼べないのである。

現在稼働中の原発(9基)
九州電力玄海原発3・4号機と川内原発1・2号機
関西電力大飯原発3・4号機と高浜3・4号機
四国電力伊方3号機