遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

残念シリーズ/カープ、井山、片山さつき

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嗚呼、残念シリーズ

セリーグペナントレースでは他を寄せ付けない強さの広島カープでしたが、日本シリーズでのソフトバンクの野球力は強烈で1勝するのがやっとでした。残念。
ソフトバンクは、若いし、速いし、強いし、さすがの日本一でした。
MVPはキャノン甲斐捕手。そうだろうと思っていました。初めて知った捕手でしたが、文句なしに素晴らしい。彼をMVPに選出したこと自体も素晴らしい。
パリーグの覇者西武ライオンズも、ホークスとほぼ同じ実力で、ペナントレースは圧倒的に強かったですね。菊池がMLBに行くようなので来年はどうなることか。でも野手は若くて仕事ができる選手が多くて、来年も優勝候補でしょう。
広島は、この日本シリーズを機にさらに強くなるようにも思います。とてもいい戦いでした。


張栩の挑戦を受けて井山名人は2連勝の後、3勝1敗にまですんなりいったのですが、その後3連敗して、シリーズを3勝4敗でタイトルを失いました。残念!
10月から3つのタイトル戦をほぼ同時進行で戦っていて、きついスケジュールが負担だったのかもしれないです。
まあ、7冠を維持し続けるのは至難の業なので、今後は肩の力を抜いて、好きなようにリラックスして長く闘っていってもらいたいと思います。
それにしても、張栩はワンチャンスをものにして、不死鳥のようによみがえりました。突っ張っていたイメージからマイルドな雰囲気に変身して、囲碁が強くなったようです。おめでとう。


衆院予算委員会では、片山さつきに大臣としての質問は一切ありませんでした。私設秘書とつるんで懐に入れた100万円のことを追及されて、NHKの全国放送で申し開きをするだけの答弁とは、まことに残念なことです。
しかも、文春キャノン砲は毎週新しい砲弾をぶっ放していくものですから、閣僚席に座っていてもソワソワと落ち着きがないように見えます。
それにしても、予算委員会のあの答弁方式は何とかならないものでしょうかね。片山さつきは、答弁している時間より、マイクの前まで歩いてくる時間の方が長いような気がします。答弁席に座ったままで質疑をする形式にして、片山疑惑の集中審議を行っていただきたい。
「さん」付けで委員の名を呼ぶ野田聖子予算委員長は、そのままでいいんですが、高市、稲田、片山の自民党の三婆は目の前から消えてほしいものです。