遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

浮いた外遊費でレッドサラマンダーを買う

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上の画像は、災害救助用の特殊車両レッドサラマンダーです。二両連結になっていて、キャタピラーの動力車輪が装備されているので、災害時にはどこにでも駆けつけることができる優れもののようです。火星探索だってできそうです。

しかし、この車両は日本に1台しかなく、愛知県は岡崎市の消防本部に配備されているようです。愛知県は金持ちだから配備できたといことでもなく、日本の真ん中あたりの岡崎に1台配備しておけば、東西に何かことあっても駆けつけるのに有効だろうと、総務省の頭のいいお役人が考えたかどうか知りませんが、とにかくそういう理由で岡崎にその1台は配備されています。

このレッドサラマンダーは、1台1億1千万円だそうで、総理や副総理のポケットマネーで買えそうなお手頃なお値段です。

そのことについて、音楽評論家の湯川れい子さんもツイートされています。

湯川れい子 @yukawareiko
日本にまだ1台しかないと言う全地形対応型の消防車🚒レッドサラマンダーが、今回の水害の中で大活躍しているそうです。日本にたった1台って、なぜ、どうして❓❓❓
1台が1億1000万円位だとか。オスプレイは1機約86億円。日本の国防予算は5兆3596億円。せめてオスプレイの1機分で80台は買って下さい❗

湯川さんのおっしゃる通り。いまだに、岡山の倉敷を中心に行方不明で安否が確認されていない被災者がおられるのですからね。

有事に役立つどころか、みずから有事を作り出してしまうポンコツ兵器のオスプレイをやめて、レッドサラマンダーを買え!という声が今日はツイッター上でかまびすしいことになっています。私も同感です。

安倍総理は、フランスやベルギーなどの外遊を中止したそうですが、さぞかし昭恵夫人は残念がっておられると思います。しかし、外遊費の基礎的コストが2億円ほどらしいのですが、その浮いた費用でレッドサラマンダーが2台も買えてしまいます。

取り急ぎ、「安倍晋三号」と「安倍昭恵号」と命名した2台のレッドサラマンダーを、山口県下関市(晋三号)と福島県会津若松市(昭恵号)に配備してはいかがでしょうか。

下関と岡崎と会津に3台あれば、かなり有効で競ってよく働く車両の配備になるような気がします。

で、その次にオスプレイの購入を断念して、その資金でいろいろインフラ整備を行っていただきたいです。

全国の小学校のブロック塀の点検は終わったようですので、次は氾濫しそうな河川の堤防の改修を急いでもらいたいものです。緊急に予算を付けるべきでしょう。それなら納税者も納得の予算付けになると思いますし、モリカケ問題の罪滅ぼしが少しは図れそうな気がする、今日この頃であります。