上の赤い重機は、日本に1台と言われるレッドサラマンダー。(以前にも、私の記事にしたことがある。)
レッドサラマンダーは、岡崎市の消防本部に配備されている。列島のど真ん中の岡崎市に1台配備して、列島のどこへでも出かけ安くしてるようなのだ。
1台、1億1千万円なのだそうだが、そんなに安いのなら都道府県に最低1台配備されていてもいいように思う。戦闘機(1機100億円)軍事の機材に比べて何とお安いことか。
さて話は変わって、《国民民主党の玉木雄一郎代表は7日、BS11の番組で、次期衆院選に向け、野党は消費税減税で共同歩調を取るべきだとの考えを示した。》そうだが、少し悠長な気がする。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a5bc2552693f4de6a9b11e84fde970ee25e6e90
たしかに、消費税を5%にすれば消費が伸びて経済は回るだろうが、いわゆる家計への「真水」にはなっていないのではないだろうか。
所得があって消費に回せる金がある国民にはありがたい政策だろうが、野党の諸君にはそもそもの国民の「所得の細り」をどうにかしてほしいのだ。
消費税率を下げる前に所得税を下げたり、最低賃金を上げたり、国保料を下げたり、教育費を下げたりするべきだし、何なら消費税を下げることと同時にやってもらいたい。その原資は、法人税率のアップや優遇税制の見直しと、税の無駄使いをやめることだ。
消費税を下げても、今でさえ不行き届きの社会保障関連政策がますます国によって放置されてしまうことを払しょくできるのか?
輸出企業である大企業は、海外での取引分の「消費税の還付」がおいしくておいしくて仕方がないのだから10%もの消費税率を下げたくないかもしれない。
コロナの対策費に見られるように、政治家や官僚の税金の使い方はあまりにもひどいものだ。とりわけ安倍政権は、ポケットマネーのように税金を使う。
軍備や不必要なインフラやドブに捨てるような税金の無駄使いとセットで、消費税率のことも訴えていくべきだろう。
ということで、私の願う野党の統一公約(マニフェスト)を以下に示したい。赤字で示したものは特に実現してほしいのだが、どれか一つでも実現すれば儲けものの公約なのだ。
■■統一野党公約(私案)■■
■憲法改正の是非についての国民的論議
・少なくとも2025年まで国会での改憲論議を重ねる
・憲法調査会では多くの民間の有識者を市民代表などを入れて論議する
・国会での論議はNHKやインターネットにてすべてノーカットで中継・録画する
■原発ゼロ
・2030年までにすべて稼働停止、以後速やかに廃炉
・再生可能エネルギー関連事業者への規制緩和、優遇措置(資金援助、税率優遇等)
■消費税を5%に戻す
・使いみちを社会保障制度と少子高齢化対策と再生可能エネルギー関連費に限定する
■軍事費を抑えインフラ整備を推進
・軍備の拡充を当面停止し、老朽化対策もストップ
・当面軍事費用をインフラ整備(防災関連も含む)費用に付け替える
・リニア新幹線の見直し(もしくは工事中断)
■外交
・日米地位協定の見直し交渉を開始する
・中国、韓国、北朝鮮、アセアン諸国と積極外交
・アジア諸国との貿易による経済失策の挽回
・観光立国の推進による外貨獲得
・アジア諸国を中心とした外国人労働者の受け入れによる人材不足の緩和
■年金制度の維持継続
・最低でも現行制度の継続、維持(支給年齢を上げない)
■法人税の引き上げと最低賃金の引上げ
・法人税率を引き上げる
・法人にかかる各種優遇税制の見直し
・賃上げ実施法人に税制優遇措置
・1時間あたりの最低賃金を1500円以上とする(罰則規定付き)
■教育の無償化の拡大
・高校までのすべての教育無償化
・国立大学の授業料の大幅引き下げ
・私立大学へ援助金の増額と学生への援護制度の設立
■災害対策庁の設置
・自衛隊から災害復旧隊を編入させる(専門部隊2万人程度)
・防災対策を計画、実施
・復旧対策を計画、指揮、実施