遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

されどわれらが佐川クンの日々

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画像は、どなたかがツイッターに貼られていた大蔵省入省当時の佐川君の紹介記事。「省内報」のようなものだろうか。


佐川クンの紹介文をテキストに起こしてみた。


《佐川宣寿くん(24)は中学3年生の時、父が死に、3人の兄たちが働いて学費を出してくれた。東大経。高校時代は、芥川龍之介柴田翔などを読み、大学では高橋和巳を読んだ。農業経済を専攻したのは、ソ連のアフガン侵攻後、食糧問題がクローズアップされたのと、フィールド調査をするのが「地に足がついている感じがした」からである。》


出来の良い自慢の弟には最高学府を出てもらいたいと、3人のお兄さんが学費を出してくれたのだろう。そして期待を裏切らず、大蔵省に入省!素晴らしい!


読んでいた作家が、芥川と柴田翔高橋和巳。40年以上前になるが、私も柴田翔高橋和巳を読んで普通の大人になれたような気がしている。


佐川クンは、大蔵省・財務省の王道を歩いてきたいま、たとえば高橋和巳の静謐で人間的な主人公たちを忘れた訳ではないだろう。


佐川クンのような超エリートではない雑種犬の私だけど、品行方正でもないけど悪魔(邪悪なモノ・コト・ヒトなど)に魂を売ったことはない。それは高橋和巳たちの主人公たちに出会っていたからかもしれない。


財務省退職後は前川喜平君のように、何かで困っている人たちに佐川クンも手を差し伸べてあげたらいかがだろうか。君なら何でもできると思う。


その前に、国会での証人喚問で知っている事実をありのままに国民に伝えてほしい。君も承知のことだが、いまの政権の国民に対する乱暴狼藉がひどくて国民は困っている。なので、多くの国民のために先ず手を差し伸べてほしい。この国の荒み方はあまりにもひどい。


27日の証人喚問はそういう意味で期待をしている。よろしくお願いしたい。