遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

加計学園につぎ込まれる税金

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加計学園5/25「ここは国会だ!国民の代表だ」 櫻井充(民進):参院農林水産委員会 https://www.youtube.com/watch?v=pu2j-JTowx4

民進党の桜井允参議院議員。彼は、宮城選出の61歳で、医師の資格を持つ。

加計学園の獣医学科新設問題で、桜井の質疑を聞いていると、彼は医師なので、動物を使った研究も経験しているようだから、この男を騙せることはない。また、追及姿勢や言葉使いが歯切れがよくて痛快で気持ちいい。こういう啖呵を切れる人材は大切にしたいものだ。

上のYouTube動画の桜井によると(35分頃の、ほぼ最後の部分)、加計学園獣医学部を誘致した今治市の税収増は年3000万円だという。今治市は96億円の投資費用を回収するには320年を要するのだと、実に分かりやすい指摘をした。

このことを今治市民は知っているのだろうか、知っているとしたら、いつその説明を受けたのだろうか。また、それを聞いて「ほういい誘致だ」と住民は思ったのだろうか。しかも、獣医学部の工事は、加計学園の地元の岡山県の業者がその大部分を担っているというのだから。

冒頭の画像は、民進党青柳陽一郎が決算委員会で示したパネルで、「加計学園獣医学部につぎ込まれる税金」の概要である。森友で大騒ぎした土地取引の減額数値をはるかに上回るわれらの税金がつぎ込まれる。

手続きや手順が不明なまま、安倍の友だち一族の加計学園に巨額の税金が流れ込む。これは、今治市愛媛県だけの問題ではなかろう。