国会の決算委員会の答弁で安倍晋三は、「めくら判」と何度も口にしていたが、安倍らしい。
他人には「下品な言葉を使うな」「野次るな」と云うくせに、幼稚園児並みの答弁しかできない安倍晋三。官僚が書いたものを丸読みするか、自分の言葉で話すときは差別意識まるだしの言葉遣いで下劣な心の内をさらけ出す。
文科省はメールのあて先になっている特定の10名以上の人物名について「同姓同名の職員は存在する」と認めた。私はその答弁で十分だと思う。文科省はよく認めたと思っている。そういう名前の人間がいるということは、あのメールは実在するということを暗に認めているんだと解釈できる。また一歩進んだ。
「あんた責任取ると何度も言ってるが、どうやって責任取るの?」と問われれば、「その中身について言う必要はない」と安倍。
今まで大臣が首になるたび「私の任命責任だ」と語った安倍だが、それを語るだけのことで、中身は空っぽの責任論。無責任であること甚だしい。
絶対多数の一強なら、嘘をついたり無責任である必要がないだろうに、上げ底政権は実に見苦しい。しかし、そのことがよくわかる情けない国会ナマ中継に、支持率が落ちてきてなりふり構わない安倍政権の悲鳴も聞こえてきた。
もうひと踏ん張りだ。