加計学園の
今治の
獣医学部を、過去の平均的な手法で普通に新設する場合の標準的な設置経費は37億4300万円見当。
ところが、実際の
加計学園の新設のための申請額は、191億9267万円だった。
川内は、これおかしいでしょ?と委員会で何度も
文科省に訊ねる。
何でこんなずさんな申請が認められるんだ?と追及する。
しかも、平成29年度(9.1億の赤字決算)、30年度(35.4億の赤字予算)と2年連続で
赤字経営の
加計学園なのに、
獣医学部にこんなに費用をかけて、潰れたらどうすんの?誰が責任取るの?と畳みかける。
37億円くらいの規模で開学できるのに191億円もかけたのだけど、
今治市や
愛媛県の
補助金や土地提供のおかげで
獣医学部が開学できた構図。
モリカケ問題は、まだまだ終わっていないことを再認識させる質疑だった。
京産大が落選して
加計学園が国家戦略特区会議で認められた経緯や、莫大な
補助金がつぎ込まれた経緯は、問題があるのではないかと追及する。
これは忘れかけていた「経費」問題だった。安倍友特権がなければ前へ進まない話だったことは明らかで、
加計学園の今後の経営状況のウォッチが欠かせない。
その前に、加計孝太郎を国会に呼んでこの問題を質すべきだろう。