遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

靴用補修剤/セメダイン

地球上のポケモンGOのプレイヤーたちが歩いた距離の総延長が46億キロメートルだそうで、それは地球から冥王星までの距離に等しいという。

ゲーマーたちをアウトドアに引っ張り出し、太陽の光を浴びさせ、少なからぬ距離を歩かせる。これは、健康的で素晴らしいゲームだ。
歩けば腹も減るだろうし喉も乾くだろうからコンビニや外食産業の売り上げに貢献する。ゲーマーたちが大きく移動すれば、ガソリンを消費したり鉄道切符を買うだろう。だから、ポケモンGOがもたらす経済効果は目を見張るものだ。しかも、健全な経済効果だから素晴らしい。歩くことで少しでも健康になれば健保のコストにも良い効果だ。

いまやゲーマーではない私は、単にウォーキングをするだけだが、今年の元日から歩いた距離は、1000㎞を超えた。東京から新幹線で新下関まで行った距離と同じくらい。年末までには鹿児島くらいまで行ける予定。

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元日に新しく下ろしたシューズは、ご覧のシューズ。しかし、半年過ぎたころからソールの後ろの外側がすり減ってきた。アッパー部分はしっかりしていてきれいなままなので買い替えるのはもったいないけど、ソールの傾きで足にあらぬ負担がかかるのも心配でどうしたものかと「靴底の補修」とググってみたら、Amazonでカスタマーレビューが600件以上もある下のグッズに行き当たった。
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■セメダイン 靴用補修剤 シューズドクターN
この補修材、Amazonで600円くらい。色は、黒、ブラウン、白が選べる。サンドペーパー、ヘラ、型取りプレートも付属している。

私はこの補修材を、アッパーがくたびれていない黒い革靴とウォーキング用のシューズの底に盛り付け補修した。靴のソールの剥がれの接着剤としても使えるようだ。

補修した黒い革靴は、葬儀列席用として現役で活躍中。もうちょっと上手に補修できればもっと多角的に使用できたのだが、近くでじっと見つめられなければ補修したとは気づかれない程度に回復できた。新品の黒革の靴もあるので、2足を使い分けている。

ウォーキング用のシューズは、補修部分がすり減ったので2回補修した。黒い補修材だが、街履きではないし見た目の違和感はあまりない。適度な硬さのゴム底を付けたという感じで、履いた感じも問題ない。少しずつすり減って来るが剥がれない。補修したまま年末まで歩けそうである。