遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

先生、レスパイト入院は可能ですか?

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妻「先生、ここで父のレスパイト入院はできますか?」
医師「えっ、そんな専門用語よく知っていますね?」
これは、父が通う病院で、妻と担当医の会話。

レスパイト(respite)とは、一時的中断、延期、小休止などを意味する英語です。
在宅で乳幼児や障害者(児)、高齢者などを介護(育児)している家族に、支援者が介護(育児)を一時的に代替してリフレッシュしてもらうための入院がレスパイト入院です。

父親は週3度のデイケアサービスを受けており、ショートステイ(短期入所生活介護)の制度もあるのですが、レスパイト入院は総合病院でより長い期間、医療面でも安心できる入院をさせてくれます。

結局、父親が通院している自宅近くの病院はレスパイト入院を受け付けてくれるようでした。保険入院が可能で、入院期間も厳しい制約はないとのことでした。年末に、長女の出産のために、しばらく家を空ける必要がある妻には朗報なのでした。

この制度は、病院として特に公にしていないところもあり、折り入って訊いてみる価値はあるようです。介護をする人には、とても助かる制度で、体を休めてリフレッシュしたり、長期の旅行でさえ可能です。

私は、父親の介護も、長女の出産にも役立たずですので、一人で留守番をすることになりそうで、自分の面倒くらいは自分で見られますので、それはそれで私も少し肩の荷が下りました。