遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

哀しくて貧しい日本の女

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上記グラフは、66歳以上の男女別の相対的貧困率を表す。OECD加盟国のすべての国において、男より女の方が貧困率は高い。そして日本は、男女ともOECDの平均値より貧困率が高い。女性は5人に1人が相対的貧困だ。
平成27年(2015年)度の日本の所得の中央値が245万円なので、122.5万円以下で生活している人が貧困ラインを下回っている相対的貧困である。

■泥足にがえもん @Puddleglum99
日本で女に生まれるということ
幼少時は性的搾取の対象とされ
学生時代は痴漢に悩まされ
セクハラに堪えて低賃金で働き
デートしててもレイプに怯える
育児はワンオペ保活は必須
離婚をしても慰謝料は無し
生活保護費は減額され
どんな告発もバッシングを受ける
少子化対策?まずは女性に敬意を払え

このツイッターの主は男の方らしいが、たしかに日本の女性は浮かばれないなあと思ってしまう。

先だって亡くなった父親は、昭和初期生まれで、貧乏人の家に生まれて11歳で父を亡くして、戦争で青春時代は棒に振って戦後はがむしゃらに生きてきた男だが、それでも父親の女兄弟よりはずっとましな人生だったと思われる。父親の母親や配偶者よりも、ずっと楽しい一生だったと思う。
すでに亡くなった私の祖母や母は、哀しい人生だったのではないだろうかと思わずにはいられない。

また私の子どもは女ばかりだし、孫一人も女。

英国に住む長女の知り合いのある日本女性は、日本で骨を埋めるつもりで夫とともにいったん英国から帰国したという。
しかし、電車でむずかる子どもに舌打ちをされて、その相手に「私も電車賃を払っているんだ。その舌打ちは差別だ!」と勇敢にも食って掛かる。また、日本で会社勤めを始めた夫は、毎日毎日遅い帰宅で仕事しかできない状態で、英国時代と打って変わって子育てはほぼ100%妻の仕事になってしまった。
日本での子育ての負担感は想像を絶するもので、文化的にも社会的にも日本の子育てへの冷淡さには耐え難くて、結局また日本を脱出して英国で夫婦で子育てを始めたという。

そのうちリニア新幹線が走る日本、そこに住む女が幸せになる日は来るのだろうか。