遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ヤーコンを収穫し食べました

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今日はヤーコンを収穫した。といっても、たった一株植えていただけ。

そもそも、ヤーコンを食べたことはあるが栽培されているところを見たこともないので、わが家のヤーコンの生育状態がどうなのか分からないままだった。葉や茎が大きくなるようなので、1m四方のスペースにぽつんと20㎝位の苗を植えた。たしかに盛夏には、葉や茎が巨大になったが、だからといって地下にヤーコンが育っているという保証はないまま今日の収穫を迎えた。

おそるおそる大きな株を遠巻きにして掘り起こしてみれば、ダリアの球根のような形状にヤーコンが育っていた。大小合わせて20個以上も収穫でき、重量は10㎏に達した。

さっそくわが家の昼ごはんに、水でさらしただけの生ヤーコンが供された。わさび醤油やマヨネーズ醤油でおそるおそる食べた。しゃきしゃきした食感や白い外見はダイコンや梨のようだが、味はほとんどしない。辛みのないダイコン、甘味のない梨のようなもの。没個性だが、だからこそ食べ方も多様なはず。

ダメ元覚悟で、昼食時に甘酢漬けのラッキョウの容器にヤーコンを生のまま数本放り込んでおいたら、夕食時にはいい塩梅に出来上がっていた。ラッキョウがなくなったらその甘酢にヤーコンを浸しておくことにした。ネット・レシピによると、ピクルスでも大丈夫なようだ。

夕ご飯には、ヤーコンとコンニャクのきんぴら風が供された。これはかつて食べたことがある。熱が通ってもしゃきしゃき感があっていい感じ。

オリゴ糖がたっぷり含まれていて繊維質もしっかりあって、腸にやさしいようで、私にぴったりだ。来年も苗を見つけたら、栽培することにする。