遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ドレスコード

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私の乗り降りする駅で、前を歩くお嬢さんの後姿に少し感動、

ジーンズ姿の女性だったのだが、そのからだのフォルムに少し感動。

完璧な後姿とはこういうことを言うのだと思いつつ、

後姿だけ心にとどめようと、お顔を拝見することは敢えて避けた。



わが職場で働く女性たちには、決められたユニフォームがない。

私の職場、職種は内緒であるが、女子に制服がないというのは、

同じ業態では珍しいケースである。


ドレスコードは一応あるが、うるさいことはあまり言われない、

みな大人だし、接客はないのでよほどのことがない限りは大目に見られる。

ただ、個人的には厳しいドレスコードを課したい女子職員も居る。

詳しい記述は避けるが、今年入社の新人男子が驚きを隠せない、

そういう格好をした彼らの先輩女子が、存在する。


ま、センスの問題と言えばそれまでなのだが、

傍若無人な姿で仕事をされても困るなぁと思うのである。

制服を強要するのもいかがなものかと思うが、

白衣でも着て欲しい気がする。

白衣とは何の関係のない職種であるが、その方が違和感がない。



6月1日からは、夏の軽装シーズンがわが職場で始まる。

この試みはすでに3年目に入り、

男子はノーネクタイでのクールビズスタイルで職務につく。

これまた、ひどくだらしない印象の輩が存在する、

特におじさん族がこれに当たる。

そんなおじさんたちは、ネクタイを締めれば締めたで、

「そんなネクタイするか?」と言われそうな人たちなのであるにはあるが。



ま、私もそのおじさん族のまん真ん中に居るのではあるが、

色気も何もなくなって、くたびれてはいるが、

自分の身につけるものは、頭のてっぺんからつま先まで、

総て自分で購入することはまだ誰にも譲れない。


心してクールビズに臨むこととする。