遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「ジャニー喜多川」みたいな男たちのドキュメンタリー

日本の「三権の長」とは、衆議院議長参議院議長と、内閣総理大臣最高裁長官の4人です。

細田衆院議長は、カルト教団統一教会」と密接な関係にあり、しかも文春砲などで女性記者などへのセクハラ発言を報じられている79歳の男です。

こんなのが三権の長の席に座っていて、「ジャニー喜多川事件、どうするんだ?」と問われても「それが何か?」ということにしかならないわけです、日本国では。

2025年には万国博覧会が開かれますが、そのテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」だそうです。この国に「いのち輝く」何があると言うのでしょうか、「未来社会のデザイン」って現代社会のデザインさえむちゃくちゃでデタラメなんですから。

セクハラのジャニーズ事務所と、パワハラ・詐欺集団のビッグモーターモーターは、タレントや従業員などの身分の保証をしつつ、オーナーや役員などを放逐し組織をいったん解体して別会社名で立ち上げた方がいいかと思います。

近く、ジャニーズ事務所が記者会見を開くそうですが、70年以上もの間くすぶり続けていたジャニー喜多川の性加害問題が明るみに出たのが、BBCの駐日記者による1本のドキュメンタリーでした。

BBCドキュメンタリー「J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル」【日本語字幕つき】https://www.youtube.com/watch?v=zaTV5D3kvqE

海外の特派員によって日本の恥部が暴かれて、屈辱的なことですが、せっかくですからこれを好機ととらえて、日本は外見だけでなく中身も清潔な人たちばかりが暮らす国になりたいものです。

その後勇気ある被害者たちが「MeToo 私も被害者です」と名乗り出てきたことにより「人類史上最悪の性虐待事件」という様相を呈してきました。
先ごろ来日した国連調査団の報告書によると、ジャニー喜多川の被害者は数百人(かなり1000人に近い数字)だそうで、それが「人類史上最悪の性虐待事件」と呼ばれる所以です。

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加害者は自分の対場を顧みず被害者と「ロマンチックな関係」であったと大きな勘違いをしているケースが多いようです。それだけを捉えてみても気持ち悪くて、加害者は自分の行為を正当化したいのでしょうが、自分以外のほぼすべての人間に「指を指されている」ことに気が付いていないのです。それは、ほとんど病気の症状です。

ということで、以下に私がNetflixで見たジャニー喜多川」みたいな男たちのドキュメンタリーを紹介します。お暇があれば、ぜひ見ていただきたいと思います。

そのうち、「ジャニー喜多川」や「統一教会文鮮明」もNetflixでドキュメンタリー化されるかもしれませんね。

ネバーランドにさよならを」子供時代に歌手マイケル・ジャクソン性的虐待を受けたと主張する2人の男性、およびその家族に焦点が当てられている。

「ジェフリー・エプスタイン: 権力と背徳の億万長者」エプスタイン事件の被害者たちにより、彼がどのように自身の富と権力を使って犯罪を行ったかが語られる。

「あるアスリートの告発」米国体操連盟の元チームドクター、ラリー・ナサールによる女子選手への性的暴行事件(アメリカ体操連盟性的虐待事件)を、勇気をもって声をあげた女子選手たちと、事件を報じた地方紙の記者たちを通して描いた。

「キープスイート」ウォレン・ジェフスが末日聖徒イエス・キリスト教会原理派を率いることになった経緯と、その恐ろしい犯罪に焦点をあてたドキュメンタリーシリーズ。

「ネベンカ・フェルナンデス: 沈黙を破いて」スペインの裁判史上初めて、政治家に対するセクハラ訴訟で勝訴を勝ち取ったネベンカ・フェルナンデス。20年の沈黙を破り、当時の体験を自らの言葉で振り返る。

以上

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