遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

熱中症が増大する節電ポイント制度より、消費税率の引き下げを!

岸田政権がありがたい政策を打ち出すそうで、節電したらポイントをくれるそうです。

《具体的には、節電をした家庭や企業に電力会社のアプリを通じて、ポイントを付与するということで、▽前の年と比較して節電をした場合にポイントを還元するほか、▽電力がひっ迫する緊急時に節電した場合にもポイントを付与するということです。(TBSニュース)》

一般家庭(2人暮らし)の電気の平均使用量は260~320kwで、その際に還元されるポイントは月数十ポイント程度のようです。

有難くて涙が止まらないのは私だけではないでしょう。

しかもその数値を測るために新たにスマートメーターが必要だとかで、その取り付け費用はどこから出るのでしょうか。

ポイント還元など要らないので、ほかの方法で料金を安くしてほしいものですが、安くするともっと使ってしまうので節電にはならないのでしょうねw。

ちなみにわが家の電気使用量を調べてみたら、
2020年6月から11月までの半年間の月平均使用量は295kw
2021年6月から11月までの月平均は243.5kwで、平均的な家庭の数値に近いものです。

2021年6月に15年ぶりに冷蔵庫とリビングのエアコンを買い換えましたが、共に節電能力が優れていて電気使用料はぐんと減りました。

ですから例えば、15年以上前のエアコンや冷蔵庫を新しく買い替えてもらう補助金を出す方がもっと喜ばれると思いますし、岸田政権を支持する有権者は増えると思います。

補助金を出すのが馴染まないのだったら、時限的にエアコンや冷蔵庫やLEDライトなどの消費税を0%とか5%にするというのも一つの方法です。

賢い政権・政府ならもう少しまともな制度を考えてみたらいかがでしょう。コロナ禍以降だけを例にとっても、頭空っぽか?と思うような制度政策ばかりですから、残念ながら日本は浮かばれませんね。

話は変わりますが、ポイント還元なら、健康保険の保険料の還元をお願いしたいのですがいかがでしょう。

先だって今年の国保料が決まったと役所から通知がありましたが、夫婦で年30万円近い保険料(介護保険含む)だということです。

動機がしたり脳の血管が詰まってしまうような高額の保険料で、身体によくない健康保険料だなんてシャレにもなりません。

幸い私も妻も比較的健康であまり健康保険証を使いませんので、使った健康保険負担分に応じて還元ポイントがあれば健康づくりのモチベーションも上がろうというものです。うちの場合だと10%から15%くらいの国保還元ポイント(キャッシュでいい)があればうれしいですね。

その還元も面倒臭いのでいっそのこと、立憲民主党共産党やれいわ新選組社民党がが選挙公約に立てている消費税0%~5%(時限的もあり)でもいいかと存じます。

ということで、今年の夏は節電ポイント獲得競争で、熱中症患者が増大する(健康保険がピンチになる⁉)ような予感が的中しないことを祈るばかりであります。