田崎スシローが言うに、安倍晋三とは違って菅義偉にはスピーチライターがいないので、ああいうまずい施政方針演説だったのだという。
しかし、私が思うに、いくらなんでも首相が自分一人で施政方針演説を練るだろうか、そんなことはないはずだ。ファクトチェックも含めて、官僚が作文しないと惨憺たる結果になるのだと思うのだがどうなんだろう。
18日の施政方針演説は、おそらく菅と官僚の合作だと思われるが、その施政方針演説を評して「過去最低の絶望と不安の施政方針演説だ」と断じるのが平野貞夫だ。
例によって「3ジジ」が好き勝手に政権批判を繰り広げていて、自民党や竹中平蔵や大阪維新や田崎スシローや森喜朗や福島原発事故などをコテンパンに叩いていて(一方的にだが)実に愉快である。
とてもじゃないが、菅義偉は今国会の予算委員会をすり抜けられないし、月内の予算成立も無理だろうと3ジジは断言している。
自民党内では、菅を頭に頂いていては総選挙に勝てないと思い始めているのではないだろうか。ブルームバーグなど外信は、菅政権は短命だとすでに書き始めている。まだ国会が始まる前から、そう書いているのだから、日本のメディアより感度が100万倍も上回っている。
コロナのワクチン接種は河野太郎に押し付けて、菅は竹中平蔵の猿回しの猿になるようだが、もう息切れが激しくて持たないように見える。
安倍晋三は、子どものころから苦労を知らないバカだったから、神経がすり減っていないバカだった。だから、長らく首相を務められたが、苦労して成り上がってきた菅はもう神経がすり減っていて「燃えつき症候群」に罹っているバカのように見える。覇気が感じられない。
今国会は、菅政権がどのように消滅していくのか、そういう意味で楽しみである。
野党は、ケンカ腰で追及しないと国民は君たちを応援しないから、しっかりやってくれたまえ。「消えた年金」国会から政権をひっくり返したあの当時のように、野党一丸となって、なりふり構わず腹をくくって政権政府を徹底的に追及しなさい。
そうすれば、必ず総選挙は良い結果になるはずだ!ガンバレ野党(立憲・共産・国民・社民・れいわ)!