政府は、22日に予定されていた天皇陛下の即位に伴う祝賀パレード「祝賀御列の儀」を当面延期する方向で調整に入ったそうです。「即位礼正殿の儀」などは予定通り執り行われます。
パレードの延期は、天皇をはじめとした皇室の意向が反映されたのではないでしょうか。そうだとしたら、国民に寄り添った立派な皇室ですね。
一方、政府としては「令和、令和」と新元号の令和と新しい時代の天皇を利用したいところだったでしょうから、パレードの中止は痛いかもしれませんね。
でも、天皇のパレードの隊列の中に、安倍などの姿を見たくないので、延期になって胸をなでおろす私。
東京五輪のマラソンと競歩が、札幌で行われることが決まり、悔しくて仕方がない小池都知事と同様に、天皇即位の祝賀パレードに乗っかろうとしていた安倍政権も悔しい思いをしているのではないでしょうか。
いっそのこと、台風復興のために東京(&札幌)五輪は返上したらいかがでしょう。台風復興のためという返上理由なら、世界中の人々が温かく認めてくれると思います。IOCも認めてくれるでしょう。そのことで、地球温暖化について、世界中の人が少しは考えてくれるのではないでしょうか。
それにしても、激甚災害を「まずまずの被害に治まった」と言い放つ耄碌老人の自民党幹事長、ホームレスを避難所から締め出した台東区、せっかく自衛隊が運んできた水を捨てさせた神奈川県、住民が避難している家屋に空き巣に入る輩、パーティションもなく寒い体育館などで雑魚寝させられる住民などなど、いつからこんな貧しい精神の国になってしまったのでしょうか。
復興ボランティアに参加してくれたW杯ラグビーの選手たちに、顔向けができないほど悲しい状況ではあります。
【被害状況を伝えるNYタイムズ】