カナダとオーストラリアは、東京五輪に不参加を表明した。
両国は、今夏の東京五輪が少なくとも1年以上延期をされない場合は参加しない意向を表明した。
IOCは4週間以内に態度を決めるという。
各国では五輪の予選会もままならない状況で、まだ出場選手も確定していなくて、いまから今夏の開催に間に合うとは到底考えられない。
きょうの参院予算委員会でも、安倍首相は完全な形で開催されない場合は延期の判断もありうると、はじめて延期もありうることを認めた。
麻生が「呪われたオリンピック」と記者会見でドヤ顔で話していたが、東京オリ・パラの今後の運営や費用を考えると、まさに呪われたとしか言いようがない。
安倍が「福島はアンダー・コントロールできている」と嘘をついて招致した五輪は、その嘘を見抜かれ神に見放されたのかもしれない。
もう五輪を返上したほうが、ダメージを最小限に防げるような気がする。新型コロナを理由に中止するなら、すべての方面に申し開きが立つだろう。いままでかかった労力と費用は仕方がない。いくら頑張っても赤字は増えるだけなんじゃなかろうか。
「五輪後」に代わって「コロナ後」の日本の復興やリスクコントロール全般について、いろいろ英知を絞るべきだろう。できれば今の内閣でない、つぎの内閣の下で。
もし、来年に延期するなら、涼しい季節、5月とか11月くらいに開催すれば今からでも間に合うのではないだろうか。それならアメリカのテレビ局の放映料がもらえないだろうか?ならやっぱり中止か?