国際オリンピック委員会(IOC)は16日、2020年東京五輪の暑さ対策としてマラソンと競歩の会場を東京から札幌に移すことを検討すると発表したそうです。
IOCは、選手たちの「命を守る行動を取った」のでしょう。
先だってのドーハの世界陸上で、日本は男子競歩で金メダルを2つも取ったのですが、あの金メダルはドーハの暑さが日本勢の味方をしてくれたのかもしれません。
世陸では、世界のアスリートやコーチは、ドーハでの開催を怒っていたというニュースが伝わっていましたから、IOCも日本の五輪開催時の暑さを考慮しての、今回の動きだったわけでしょう。
新しくて立派な国立競技場で、「オリンピックの花」と呼ばれるマラソンのスタートとゴールが見られないなんて、東京五輪のクライマックスが台無しになりますね。
マラソン当日の国立競技場のチケットは、札幌での開催が実現すれば払い戻しになるのでしょうか。東京五輪チケットはプラチナチケットで、なかなか手に入らないそうですが、競歩やマラソンは沿道で見る限りチケットなしで楽しめます。
なので、もし札幌でレースが行われるとしたら、北海道の人たちには素敵なプレゼントになりますね。うらやましい。
そのほかに、東京五輪でのトライアスロンの開催も危ぶまれますね。
暑さに加えて東京湾の水質に問題があるようでしたので、横浜とか千葉に会場変更してもいいかもしれませんね。
「千葉県復興トライアスロン」なら、開催にふさわしいスローガンだと思いますが、いかがでしょう。