自民党の萩生田幹事長代行が、「
改憲論議が停滞するようなら大島
衆院議長を代える必要がある」とネット番組で発言した。
この発言に対しては与野党で批判が巻き上がっているようだ。
萩生田は落選中に、安倍の紹介で加計学園の教授(千葉科学大客員教授)として世話になっていた。萩生田は教壇に立っていたのだろうか、もしそうなら彼から学生諸君は何か得るものがあったのだろうか。それはともかく、この男のこの発言は、安倍が言いたいことの代弁かもしれない。(にちがいない)
この発言で、大島議長が黙っているはずもないだろうが、他の議員も苦言を呈している。
■衆院の高市早苗議院運営委員長(自民)は「賛同できない。議長は憲法だけを見ているわけではない」と述べた。
■共産党の小池晃書記局長は、自民党の改憲方針に触れ「自分が立てた議長が邪魔になるぐらい行き詰まっている」とした。
参院選で落選した山本太郎は、衆議院選に立候補する予定らしいが、ネットでは東京24区から出るべしという意見が多い。衆院東京24区(一人区)は萩生田の選挙区なのだ。
山本太郎なら楽勝だと思う。萩生田が落選すれば、安倍政権の一角を崩せて愉快だ。
もう今から、「24区で出る出るぞ」とビビらせるのも愉快だと思う。萩生田にしてみれば、改憲論議どころではないだろう。
ということで、小池晃が言うように「自分が立てた議長が邪魔になるぐらい(改憲に)行き詰まっている」安倍政権なのである。