遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

衆院議長交代論に疑問や反発

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自民党の萩生田幹事長代行が、「改憲論議が停滞するようなら大島衆院議長を代える必要がある」とネット番組で発言した。

この発言に対しては与野党で批判が巻き上がっているようだ。

萩生田は落選中に、安倍の紹介で加計学園の教授(千葉科学大客員教授)として世話になっていた。萩生田は教壇に立っていたのだろうか、もしそうなら彼から学生諸君は何か得るものがあったのだろうか。それはともかく、この男のこの発言は、安倍が言いたいことの代弁かもしれない。(にちがいない)

この発言で、大島議長が黙っているはずもないだろうが、他の議員も苦言を呈している。

与野党、議長交代論に疑問や反発

与野党幹部らは29日、自民党萩生田光一幹事長代行が憲法改正論議が停滞するなら大島理森衆院議長を代える必要があるとした発言に疑問や反発の声を上げた。

衆院高市早苗議院運営委員長(自民)は「賛同できない。議長は憲法だけを見ているわけではない」と述べた。
議運委の野党筆頭理事を務める立憲民主党手塚仁雄氏は「無礼千万だ」と批判した。
公明党石田祝稔政調会長は「国会の委員会は与野党理事が話し合って決めている。萩生田氏の発言には首をかしげる」と話した。
共産党小池晃書記局長は、自民党改憲方針に触れ「自分が立てた議長が邪魔になるぐらい行き詰まっている」とした。

参院選で落選した山本太郎は、衆議院選に立候補する予定らしいが、ネットでは東京24区から出るべしという意見が多い。衆院東京24区(一人区)は萩生田の選挙区なのだ。

山本太郎なら楽勝だと思う。萩生田が落選すれば、安倍政権の一角を崩せて愉快だ。

もう今から、「24区で出る出るぞ」とビビらせるのも愉快だと思う。萩生田にしてみれば、改憲論議どころではないだろう。

ということで、小池晃が言うように「自分が立てた議長が邪魔になるぐらい(改憲に)行き詰まっている」安倍政権なのである。