アメリカの仕組まれた「ドッキリ」映像のようだが、バス停で2人の上級生からいじめを受けている小さな女の子。
同じバス停に居合わせた大人たちが、いじめの現場に立ち会ったらどういう反応をするのかを見るための仕掛けのようだ。
もし女の子がいじめられていたら...町の人達は
編集されているとはいえ、2分ほどの映像の中で10人ほどの大人が、いじめている女の子に注意したり、いじめられている女の子に手を差し伸べている。
見知らぬおばさんもおじさんも、みんな弱者に優しい。
これが現代の日本だったら、こんな映像が出来上がるような気がしない。いじめが発覚しても、学校や教育委員会でさえ何もしてくれないのだから。
昔は日本でも、いたずらをする見知らぬ子どもを叱ったり、逆に困っていたら声をかけてくれたものだが、今そんなことをすれば炎上したり怪しまれたりしそうだ。
こういう映像が作られるということは、アメリカでもいじめが社会問題になっているのだろうか。「学校で3人に一人はいじめられている」とこのビデオは語っている。
「誰がいじめを止める?」「私達みんなです」とこの映像は結ばれている。日本でも大きな社会問題なのだ。