遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

高校野球、女子マネ禁制など小ネタ集

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PL学園野球部 最後の夏
PLの野球部が休部(半ば廃部)になりそうというニュースを聞いて、「まさか」「そのうち解決するやろ」などと思っていたら、本当に休部になってしまった。
部員の暴行不祥事が原因だという。PL(パーフェクト・リバティ)とは裏腹に、野球部の付き人(上級生の身の回りの世話を下級生がやる)という悪しき伝統が、甲子園での輝く伝統を駆逐してしまった形になったようだ。
最も有名なOB桑田真澄は、下級生いじめからは一番遠い存在だという。東大野球部の非常勤コーチもいいけど、母校の監督になってほしいと、PLファンの一人としてそう思う。復活してほしいものだ。


■広島大会で審判ルール分からず1時間19分中断!(広島大会準決勝)
■岡山大会決勝 優勝だと思いきやファウルの判定で試合再開し、反対チームが優勝(岡山大会決勝戦
今年の広島と岡山の審判の判定を巡る不祥事は、大きなニュースになった。
高校野球の審判はプロではなく、仕事を休んで駆けつけている半ばボランティアのような存在。だから、「あれっ」というようなシーンにもよく出会うことがある。ビデオ判定システムの構築と、それによる審判の協議を認めるルール作りが求められる。
大リーグだってそうしている、日本のプロ野球高校野球もそうするべきだ。


■大分の女子マネが甲子園のグラウンドに 大会関係者が慌てて制止
大会規定では危険防止のため、「グラウンドに立つのは男子のみ」と明記されているようで、大分高校関係者は女子マネージャー(画像の女子)の貢献度に敬意を表するために、ルールを知らないでユニフォームを新調して女子マネを甲子園練習に補助として参加させたようだ。
大相撲の土俵のような女人禁制というような概念ではなく、野球の経験の少ない硬式ボールに慣れていない女子がグランドにいるのは危険だからという親心からのルールなのだそうだ。それはそれで一理あると思うが、「女だから危ない」と言う決めつけはどうなのだろう。硬式野球は危険なスポーツだということはグランドでは体で感じることができるので、それを承知の関係者(選手、監督、部長、マネージャー)だからいいんじゃない?と思うのだが。そもそも、試合中にベンチにいても、スタンドにいても危険なのだし…。


■最後に…あの変な帽子はやめなさい
高校野球選手諸君のあの帽子の形は何とかならないものかね。前頭部を「山」の字のような変な形にして、つばの部分を「へ」の字型にひん曲げて、何ともおかしな形にしている選手たちのことだ。
プロの選手であのような変な帽子をかぶっている者はいない、ブサイクだからやめなさい高校生諸君。(プロでつばがまっ平らの帽子の選手がいるが、あれも私は嫌いだ。)