遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

我が生涯に一片の悔いなし/稀勢の里

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稀勢の里について、大相撲初場所初日の私の予言「3日後に引退するかも」が、当たってしまった。

引退記者会見での「一片の悔いもない」というフレーズは、「北斗の拳」のラオウの名セリフ「我が生涯に一片の悔いなし」からのものだとネットで話題になっている。引退するときにはこのセリフを言おうと、ずっと考えていたのかもしれないな。

苦労してやっと横綱になって、その最初の場所の土俵上でのあの左上半身の大けががなかったら、いい横綱になっていたはずだったのに残念であった。引退記者会見での滂沱の涙は、無念の涙だったと思う。

今日の大相撲中継では、解説陣たちが神童時代の稀勢の里を語っていたが、天性の才能と人一倍の稽古量があったからこその横綱だったようだ。

今場所前のは、部屋の高安といい稽古をしていたようだが、弟弟子との3番稽古で圧倒したとしても、それではあかんのじゃないかと思っていたが、案の定本番では一番も勝てなかった。

ブルペンで150㎞のボールが投げられていたのに、マウンドでバッターに対したらストライクが入らなくて、四苦八苦してど真ん中に投げた140㎞の直球を撃たれ続けたエースのようなことになってしまった感がある、稀勢の里

愚直に生きて、「一片の悔いもない」と言って引退できることは素晴らしい。稀勢の里、お疲れさまでした。良い弟子を育ててくだされ。

それにしても今場所は、白鵬はヒヤヒヤ相撲が多いし、鶴竜大関たちも星が伸びないなあ。三役以下の若者たちが生き生きとしていて、世代交代が進みつつある。チャンスだ。