大相撲大阪場所は千秋楽を迎え、関脇朝乃山が大関貴景勝に勝って11勝4敗で場所を終えました。
場所後に召集された臨時の理事会で、朝乃山の大関昇進が決定されました。アッパレ！おめでとう。
朝乃山は両横綱に敗れましたが、敗れた相撲の内容は充実していましたので、私は文句なく大関の資格があると思っています。穏やかな雰囲気で稽古もよくするようですし、近い将来に角界を背負って立つ存在になると思います。
貴景勝は、きょうの一番で負け越しましたが、ひざを痛めているようで土俵まで歩いてくるスピードがそのことを表していました。彼はサポーターを巻かないで15日間の務めを果たしましたが、大きな故障につながらなければいいなと思っています。
来場所は大関の空席が埋まりますので、貴景勝と朝乃山の若き両大関に活躍してもらいたいものです。
無観客場所でしたが、開催していなければ朝乃山の大関昇進もなかったわけで、大相撲協会としては新しいスターを観客収益を犠牲にして誕生させたと考えれば、開催して良かったのではないでしょうか。
ただ、炎鵬は観客の声援パワーがなかったので少し残念な星取表になりました。
宇良も三段目で優勝しましたし、私は無観客も含めてすべての大阪場所をAbemaTVやNHKで楽しみました。
