遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

誰かにうまく使われて必要がなくなればポイ捨てされる立花孝志、なのだろうか

百条委員会委員長自宅前で演説する立花孝志

兵庫県知事選後、立花孝志の選挙中の行動に非難が集中しています。

立花は、公益通報文書をめぐる百条委員会の委員長や委員の自宅に押しかけたり、押しかけることを匂わせて、委員自身やそのご家族に脅迫まがいの行為をしていたことが判明しました。

選挙明けの11月18日に行われた百条委員会に、私が最も信頼できる竹内委員が出席していなかったのでどうしたのかなと思っていたら、あろうことか議員辞職したということでした。

竹内委員と同会派の上野委員が記者会見で語ったことによると、竹内委員は立花が自宅に押し掛けるかもしれないことでストレスがあったようで、選挙中は自宅から出なかったようです。ご家族もそれ以上にストレスを抱えていて、議員辞職を懇願されたようで18日に議員辞職されたそうです。

斎藤元彦兵庫県知事のパワハラおねだりなどについて公益通報がなされた件で、その告発文書についての百条委員会のウォッチャーだった私は、知事選の稲村和美の敗北の残念無念さがまだ消えておりません。

誰が斎藤の対抗馬で立候補してきても、おそらく斎藤の落選は約束されていたと思うのですが、立花孝志の立候補によって稲村陣営のお行儀のよい選挙戦は序盤から揺さぶられ続けあのような結果に終わってしまいました。

竹内議員は、稲村候補の応援どころか自宅から一歩も出なかったと聞くと、この選挙は斎藤の敵となる人物をあからさまに攻撃し続けた作戦に負けてしまった感があり、悔しく思います。

丸尾議員とともに竹内議員は委員会内でリベラルな立ち位置で、公益通報者(元局長)を保護するべきだったにもかかわらず、知事や知事周辺の幹部は違法な行動をとったと追及し続けていましたので頼もしく思いながら拝見していました。竹内・丸尾・上野議員たちがこの委員会での最も良心的部分であったので、議員辞職されてしまったことは信じられないことで、まことに残念なことでした。

先にも書いた上野議員が記者会見で語っておられた辞職理由は、ネットでの誹謗中傷などで身の危険を感じていて、ご家族も含めて精神的ストレスに耐えられなくなり、議員辞職に至ったというようなことでした。

竹内議員の辞職は、また兵庫県政に汚点を残す残念な結果となってしまいました。自死された2人の元職員に続く、斎藤県政を取り巻く悪政の犠牲者が出てしまいました。

奥谷百条委員会委員長も、立花孝志が選挙中に自宅に押しかけて「奥谷出てこい!」などと選挙演説とかけ離れた脅しのような行動をとった上、そのもようを動画でネットに流していたようで、委員長のご家族も強いストレスを感じられていたということのようです。

この一連のネットや選挙運動中の誹謗中傷暴力行為(逮捕者多数)は、これから徹底的に捜査を深めなければならないでしょうし、金や情報を提供した人間を特定して、然るべき手続きを取る必要があります。今後の捜査如何では、逮捕・起訴される人が多く出てくるようにも思われます。

兵庫県は新しい知事が誕生(返り咲き)したわけですから、斎藤知事や牛タン倶楽部や立花孝志など斎藤を擁護したネット民などの捜査を中心に、真実が表に出てくることを願ってやみません。

一番手っ取り早いのは、立花を逮捕して斎藤擁護のための作戦を立てた人間や、金や情報者の提供者を自白させることえすかね。

元局長の個人情報を言いふらしたり、奥谷委員長の自宅へ押しかけて威嚇した行為などは、逮捕するに十分な証拠が揃っていますので、検察と県警の皆さまにおかれましてはよろしくお願いしたと思います。

ということで、うまく使われて必要がなくなればポイ捨てされるはずの立花孝志が真相をぶちまけることを期待しているきょうこの頃です。

ポイ捨てされて、はいお終いとなるだけかもしれませんがね...。

 

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