オーストリア・チロル州にある人口約3500人の標高約1200mの村、ゼーフェルト。
ここで、W杯サッカー日本代表が合宿を始めました。
このゼーフェルト、耳慣れない場所ですが、チロル地方というのは日本でもよく耳にするお馴染みの観光地で、冬の間はノルディックスキーのワールドカップの大会が毎年開催される高原リゾート地でヨーロッパ中から観光客が訪れるようです。
地図を見ますと、ミュンヘンから南(7時方向)に、おそらく山越えになると思いますが100㎞ほどで当地に到着できます。ミュンヘンからはるか真東に位置するウィーンは、オーストリアの東部地域で、このチロル地域はオーストリアの西部地域となります。
こんないいところで合宿できて、日本代表は幸せですね。(それどころじゃないのかもしれませんが。)できたら合宿現地へ応援と観光に行って、本番は家でテレビ観戦、というのもアリかもしれないほど素晴らしきゼーフェルトです。
標高1200mの当地の現在の気温は、最高で20℃前後、最低で10℃前後で、サッカー合宿にはうってつけの気候です。トレッキング目的の観光客にとっても、ベストシーズンが始まったところでしょうね。
普通に働いて、年に1度くらいはこういうところでリゾート気分を味わえる。普通に働いていれば、そんな暮らしをしても誰にも文句は言われないのでしょうが、美しい国日本ではそうもいかないでしょうね。3週間リゾートを楽しんで職場復帰してみたら、席や籍がなかったりして…。
ともあれ、合宿中の日本代表には本番のW杯ではいい仕事をしてもらって、日本中に元気をもらいたものです。