9月20日から開催されていた2019ワールドカップ・ラグビー日本大会は、南アフリカ代表が優勝し11月2日に閉幕しました。
決勝戦も、3位決定戦も、しっかり冷静に楽しみながら観戦しました。
さすがにベスト4の代表チームに、疲労の色は隠せませんでしたが、決勝での南アは別格で、ディフェンスもオフェンスも最後まで力がみなぎっていて、見事な優勝でした。
南アのスクラムハーフや、ウィングの両選手の勇敢で利発で躍動感のある動きは決勝戦まで継続していて、お見事というほかありません。4年前のW杯で日本に奇跡的は敗北をして（結果は3位だった）、ゲーム運びが実に巧みになった気がします。
優勝おめでとう！
イングランドが優勝すればいいなと思っていましたが、南アとは少し力の差を感じました。しかし、何といっても、準決勝でニュージーランドに勝ったことが素晴らしいことでしたから、胸を張って帰国できるでしょう。アッパレ！
連覇はできなかった3位のニュージーランドは、別格のチーム力だと思っていたのですが、準決勝ではイングランドに力を封じられて残念でした。選手の入れ替え時期が来ているのかもしれませんが、終始「横綱相撲」を披露してくれました。
オールブラックスの3選手が、日本の企業チーム（トヨタ、神戸製鋼、クボタ）のユニフォームに着替えて、今シーズンから日本のトップリーグでプレーするそうでうれしいことです。
日本代表は、多国籍チームとして素晴らしい活躍をしてくれました。国の壁など無関係の日本代表というのがまず素晴らしくて、チームワークも素晴らしかった。500日の合宿で確立した知的で粘りのあるゲーム運びは、体力のハンディを感じさせないものでした。決勝トーナメントでは南アに敗れましたが、その南アは見事に優勝したのですから、嬉しい限りです。日本中が元気をもらいラグビーファンになりました。素晴らしい感動をありがとう。
2020年1月12日開幕の日本のトップリーグも、人気が沸騰することを願っています。4年後のW杯フランス大会が今から楽しみであります。
